民泊・ホテル事業運営のIKIDANE、一級建築士事務所と一般建設業許可を取得

IKIDANE物件(一部)

民泊・ホテル事業を運営する株式会社IKIDANEは2月13日、一級建築士事務所と一般建設業許可を取得したと発表した。これにより、旅館業法と建築基準法の両方の観点から、建築プランの提案、設計・施工、インテリアデザイン、運用代行、清掃までを一括して提供可能となった。

対応領域

今後、同社の強みである、ホテルにも共同住宅にも転用可能な「アパート・マンションホテル」の提案に加え、旅館業が運用可能な一戸建て、アパート、マンションの建築プラン、既存の戸建て、共同住宅、オフィスビル、リノベーション工事の請負まで取り扱い範囲を広げる。同社は宅地建物取引業も取得しているため、土地探し・不動産仲介・売買にも対応する。

IKIDANE社は2017年6月に設立、訪日外国人向け観光メディア「IKIDANE NIPPON」の運営や、「IKIDANE HOUSE」「IKIDANE Cozy Hostel」「IKIDANE Residential Hotel」といった民泊、ホテルの運営、不動産コンサルティング事業などを展開している。昨年は住宅宿泊事業法(民泊新法)と改正旅館業法に対応したセルフチェックインアプリを独自開発するなど、ソフトサービスから建物設計、対人サービスからITまで事業領域を広げている。

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(Livhubニュース編集部)