民泊運営サービスを提供する株式会社グランドゥースと荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営するecbo株式会社は11月28日、業務提携したことを公表した。グランドゥースが全国で運営する820室の宿泊施設の予約者向けに、近隣のecbo cloakの店舗を案内し、荷物預かりサービスを提供する。

民泊物件によっては宿泊者による荷物の預かり依頼に対応できず、周辺のコインロッカー等を案内できないこともあることから、グランドゥースが運営する宿泊者の要望に応え、今回の提携に至った。かねてecboは「ecbo cloak」のサービスを通じて、民泊の宿泊者のみならず旅行客の荷物預かりに対応してきた。8月には全国47都道府県で「ecbo cloak(エクボクローク)」を利用できるようになり、店舗数は1,000以上まで拡大している。
ecboが2018年6月に実施した調査では「旅行中に荷物の預け場所が見つからなくて困ったことがある」という回答者が90%を超え、「コインロッカーなど荷物の預け場所を見つけるまでにかかった時間」は平均24.9分だったという。今回の提携により、グランドゥースは運営施設への宿泊者の荷物の預かり需要に応え、満足度の向上につなげるとともに、ecboは旅行客による荷物の預かり需要に対する供給不足に今後も対応を続ける方針だ。
【コーポレートサイト】株式会社グランドゥース
【サービスサイト】ecbo cloak(エクボクローク)
【関連ページ】街カフェで荷物一時預かり。シェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」
(Livhubニュース編集部)


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