人工知能を使ったアプリケーションの設計、開発を行う株式会社BRAINは10月24日、同社が提供する人工知能を使ったマルチコミュニケーションプラットフォーム「SMART INTELLIGENCE NETWORK」において、Airbnbでの民泊向けの問い合わせに対し、リアルタイム翻訳に対応したことを公表した。
「SMART INTELLIGENCE NETWORK」は電話回線、ISDN、ADSL、光回線などの通信環境や、Windwos、Mac、Android、iOS、Linuxといった利用環境にとらわれず、さらにアプリケーションを追加でインストールする必要もない103か国語対応のコミュニケーションプラットフォームだ。これまで、三菱東京UFJ銀行のAPI接続により、チャットBOT内での会話と並行して入金・契約・注文処理を行う機能や、ゲームエンジンのUnityとの接続により、あらゆるサービスをVR/MR空間内で実現可能とする機能などを追加してきた。
今回、民泊サービスへの導入が可能となったことで、宿泊に関する問い合わせや設備の使用方法、周辺環境や日本についての相談事を103か国語対応の対話型チャットBOTで自動的に対応できるようになった。
また、ウェブに説明資料を用意していたとしてもそもそも言語が理解できず読むことができない場合や、パケットの限度額が上限に達していてウェブにつながらないなど、結果として家主が応対する必要がある事例に対しても「SMART INTELLIGENCE NETWORK」であればメールやSMS、電話を利用し、応対を自動化できる。
世界のどのようなOSでも、どのような通信環境でも対応できることから、様々な国籍の方とのコミュニケーションが発生するAirbnbホストには心強い味方となりそうだ。
【サービスページ】BRAINのAIプラットフォームサービス SMART INTELLIGENCE NETWORK
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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