宿泊施設向けクラウドサービス「AirHost PMS」と民泊メール代行「AirXpress」の特別パッケージ提供開始

合同会社エアホストは8月10日、同社が提供する宿泊施設向けクラウドサービス「AirHost PMS」とSpaciaNet Co.,Ltd.(以下、SpaciaNet)が提供する民泊メール代行サービス「AirXpress」の特別パッケージの提供を同日より開始することを公表した。

6月15日の住宅宿泊事業法(民泊新法)施行以降、Airbnbに掲載を始める旅館業や特区民泊の許認可を取得している宿泊施設が増えている。一方で人手不足が懸念されているホテル・旅館業界では頻繁にゲストとのやり取りが発生するAirbnbでの集客に踏み出せない宿泊施設も多くある。こうした現状を受け、両社はこれからAirbnbで集客し、収益アップを目指すホテル・旅館などの宿泊施設向けに、運営を最大限にサポートする特別パッケージを提供する。

Airhost PMS × AirXpress

特別パッケージでは、2つのサービスを同時に契約することで、それぞれ個別に利用するときよりも安価に活用することができる。具体的に、AirXpressの活用により、Airbnbでの集客の際に生じるゲストとのメッセージ対応をすべて依頼できるほか、AirHost PMSの機能を利用して宿泊施設の運営作業を自動化・効率化できる。これにより、施設全体の運営コストを削減しながら、高いゲスト満足度を維持した運用が可能となる。

特別パッケージ価格

特別パッケージ価格

SpaciaNetは、2015年から民泊向けのコンシェルジュサービスとして「AirXpress」を提供するほか、カンボジア国内でホテル・民泊の運用代行サービスを提供している。カンボジア国内から世界中のホテル・民泊を運用するリモート民泊運用代行という新たなフィールドの開拓を目指しており、これまでに約3,200部屋の運用実績がある。

一方、2015年に創業したエアホストは、民泊ホスト向けの運用代行サービスを提供するほか、サイトコントローラー機能とPMS機能を備えたオールインワン型クラウドサービス「AirHost PMS」を提供している。AirHost PMSはこれまでに約8,000部屋の導入実績がある。

また、7月に同社がリリースした「AirHost チェックインソリューション」や同サービスに連携しているスマートキーや決済機能など、Airbnbでの運営をサポートするサービスを合わせて活用することで、業務が効率化されるだけでなく集客力を活かした収益向上も実現可能だ。

Airbnbでの迅速なメッセージ対応はスーパーホストの認定条件の一つにもなっており、その他の面での迅速な対応も高い満足度を維持するうえで不可欠だ。今回提供される特別パッケージの導入により、Airbnbゲストの対応に役立ててみてはいかがだろうか。

【サービスサイト】民泊メール代行サービス「AirXpress」
【サービスサイト】サイトコントローラ・PMSオールインワンサービス「AirHost PMS」
【関連ページ】エアホスト、民泊向け無人セルフチェックインシステム「AirHost チェックインソリューション」提供開始

(Livhubニュース編集部)