株式会社エアホストは12月9日、同社が提供する「AirHost PMS」で管理する宿泊施設とAPI連携することで、ホテル・民泊の自社ウェブサイトの開発を可能にする「AirHost API for Booking Engine」を提供開始した。この機能は同社が9月に提供を開始した自社ウェブサイトでの宿泊在庫の販売を支援する「AirHost Booking Engine」の拡張機能として提供される。
「AirHost API for Booking Engine」では、自社のウェブサイトを「AirHost PMS」に接続し、在庫や料金を自動で同期することができる。また、予約情報をAirHost PMS内に作成することもできるため、すでにAirHost PMSに接続されている他のOTAと同じように自社のウェブサイトを管理することができる。主な機能として、施設一覧やルームタイプ、料金プランといった宿泊施設の詳細情報の取得機能、在庫・料金情報の取得機能、予約の新規作成・キャンセル機能などを備える。
なお、「AirHost Booking Engine」は、手数料を必要とせず、宿泊施設に関する写真とテキストを設定するだけで自社のウェブサイトを立ち上げ、宿泊在庫を販売することができるようにするサービスだ。同社が提供する「AirHost PMS」とあわせて利用することで、OTA経由の予約と連動した在庫の一元管理のほか、チェックインやスマートキー、カード決済など他の機能と連動し、予約からチェックアウトまで業務の無人化・効率化を実現できる。
インバウンドの増加によりホテル・旅館・民泊などの宿泊施設の需要が高まる一方、外資系ホテルや異業種からのコンセプトホテルの新規出店拡大などで宿泊業界における顧客獲得競争が激化するなか、旅行者の宿泊予約の経路もSNSからの直接予約など広がりをみせており、同時に自社サイトでのブランディングや販売も重視されつつある。集客力・稼働率向上と運営工数削減の双方を実現したい宿泊施設オーナーは、2019年12月時点で約13,000部屋への導入実績がAirHost PMSと新たな拡張機能を備えたAirHost Booking Engineの導入を検討してみてはいかがだろうか。
【サービスサイト】AirHost PMS
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(Livhubニュース編集部)
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