Airbnb、熊本地震被災者に部屋を無料提供

宿泊希望者と家を貸したい個人をインターネット上で仲介するAirbnbジャパン(エアビーアンドビージャパン:以下エアビーアンドビー)が、熊本県で発生した大規模地震に伴い、被災者に宿泊先を無料で紹介すると公表した。

4月14日~4月20日の期間内にチェックインした被災者に対し、全サービス料を免除する他、被災者は通常の予約とまったく同じ機能を利用することができる。期間については状況を見て延長も検討していく見通しだ。

エアビーアンドビーには、災害が発生すると、被災地のホストに自動メールを送り、援助が可能かどうかを打診するプラットフォームがある。また、エアビーアンドビーはエアビーアンドビーコミュニティと自治体が地域の緊急災害への備えを万全にできるよう、地方公共団体および災害支援団体と提携している。福岡、熊本を中心に4月14日18時時点で28件の部屋の登録があるという。

利用方法は、エアビーアンドビー内の緊急宿泊場所のページから、被災者は「泊まる場所を探しています」を選択、ホストは「私の部屋を無料で提供できます」を選択する。エアビーアンドビーのアカウントが無くても登録可能だ。なお、今回の緊急災害支援はウェブサイトのみ受け付けており、スマートフォンアプリからはアクセスできないため、注意が必要だ。

被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

【参照ページ】Airbnb緊急宿泊場所
【参照ページ】「民泊」のAirbnb、無料で熊本地震被災者に部屋紹介
【参照ページ】熊本地震の被災者に部屋を無償貸し出し–Airbnbがホストに協力要請
【関連ページ】熊本県の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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