皆さんこんにちは、BnB Insight 編集部です。ここでは、2017年2月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、東京都の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
東京では昨年の4月から他の自治体に先駆けていち早く特区民泊の制度を開始した大田区で、特区民泊の認定物件数が30件を超えるなど、徐々に特区を活用した民泊事業の事例が増え始めています。相変わらず競争が激しい東京エリアではありますが、1月の状況はどうだったのでしょうか?それではさっそく東京都の最新の民泊状況について見ていきましょう。
東京都のAirbnb掲載件数
2017年2月1日時点での東京都内の掲載件数は、前月比100.3%増となる16,364件でした。地区別に見ると、最も多いのが新宿区で3,442件、次いで渋谷区が2,192件、港区が1,304件、台東区が1,287件となっています。
掲載件数が100件以上の地域で前月比が一番高かったのは106.7%増となる足立区で226件、次いで荒川区が105%増となる337件、千代田区が104.4%増となる261件、江戸川区が104.2%増となる201件となっています。
東京都のAirbnbホスト数
2017年2月1日時点での東京都内のAirbnbホスト数は前月比101.9%増となる7,341名でした。地区別に見ると、最も多いのが新宿区で1,645名、次いで渋谷区で1,319名、港区が832名、台東区が681名となっています。
東京都のAirbnb稼働率
2017年1月の東京都のAirbnb稼働率は前月比マイナス-6.5%減となる59%でした。地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは渋谷区で68.8%、次いで目黒区の68.8%、中央区の62.6%、千代田区の62.1%と続きます。
東京都の想定宿泊単価
2017年1月の東京都のAirbnbの想定宿泊単価は前月比771円減となる13,781円でした。地区別に見ると、最も想定宿泊単価が高かったのは港区で16,515円、次いで中野区の16,317円、渋谷区の16,111円と続きます。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?東京でも昨年12月と比較すると1月の稼働率は大きく落ち込んでいます。また、民泊物件数の伸びもほぼ横ばいとなっている点にも注目です。一方で、足立区や荒川区など下町エリアでは民泊物件数が増えており、新たなトレンドに入っていることが分かります。
さらに詳細なデータについては、下記より最新版の東京都の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
(BnB Insight 編集部)
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