【最新版!2017年2月1日時点】日本全国の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価

皆さんこんにちは、BnB Insight 編集部です。ここでは、2017年2月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、日本全国の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。

2017年1月は、1月20日から始まっている通常国会に提出される民泊新法「住宅宿泊事業法案(仮称)」の概要が明らかにされました。年間営業日数は当初の予定通り「180日以内」とされ、日数や時期は条例で制限できるようにするという方針や、民泊運営者や民泊仲介業者への義務などが盛り込まれています。民泊新法の制定に向けていよいよ本格的に動き出すタイミングとなりました。それではさっそく日本全国の最新の民泊状況について見ていきましょう。

日本全国のAirbnb掲載件数

2017年2月1日時点での日本全国の掲載件数は、前月比101.8%増となる46,705件でした。都道府県別に見ると、最も多いのが東京都で16,364件、次いで大阪府が12,127件、京都府が4,571件、北海道が1,858件、沖縄県が1,841件、福岡県が1,729件、そして神奈川県が1,194件となっています。

また、市区町村別に見ると、最も多いのが大阪府大阪市中央区で4,220件、次いで東京都新宿区が3,442件、大阪府大阪市浪速区が2,589件、東京都渋谷区が2,192件という順番になっています。

日本全国のAirbnbホスト数

2017年2月1日時点での日本全国のAirbnbホスト数は前月比101.5%増となる19,072名でした。都道府県別に見ると、最も多いのが東京都で7,341名、次いで大阪府で3,732名、京都府が1,755名となっています。

日本全国のAirbnb稼働率

2017年1月の日本全国のAirbnb稼働率は前月比マイナス-4.6%減となる53.5%でした。100件以上の民泊物件がある都道府県に限定して見てみると、最も稼働率が高かったのは福岡県で65.1%、次いで東京都の59%、大阪府の57.1%、北海道の55.5%と続きます。

日本全国の想定宿泊単価

2017年1月の日本全国のAirbnbの想定宿泊単価は前月比319円減となる14,027円でした。100件以上の民泊物件がある都道府県に限定して見てみると、最も想定宿泊単価が高かったのは長野県で27,106円、次いで北海道の22,420円、静岡県の19,564円と続きます。

※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?1月は例年12月と比較して稼働率が落ち込む傾向にあるため、予約の獲得に苦戦したという方も多いかもしれません。3月、4月の春先にかけては再び稼働率も宿泊単価も高くなる時期となりますので、ぜひしっかりとゲストをおもてなし、高いレビューを獲得しながらハイシーズンの予約に備えましょう。

さらに詳細なデータについては、下記より最新の全国版の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。

(BnB Insight 編集部)

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Livhub 編集部

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