【最新版!2016年11月1日時点】福岡県の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価

ここでは、2016年11月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、福岡県の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。

福岡県では、旅館業法施行令の改正により旅館業法簡易宿所の許認可が規制緩和されたのに加えて、北九州市でも特区民泊の動きが出てくるなど、全体的に民泊市場が追い風となっています。インバウンド需要も熊本地震による落ち込みから徐々に回復を見せ始めており、今後の成長性を考えるとぜひとも注目しておきたいエリアであることは間違いありません。それではさっそく福岡県の最新の民泊状況について見ていきましょう。

福岡県のAirbnb掲載件数

2016年11月1日時点での福岡県内の掲載件数は、前月比105.7%増となる1,556件でした。地区別に見ると、最も多いのが福岡市で1,420件、次いで福岡市博多区が703件、福岡市中央区が513件となっています。

前月比が一番高かったのは福岡市中央区で107.1%増となる513件、次いで、福岡市博多区が105.1%増となる703件となっています。福岡の中心部では先月に引き続き民泊件数が増加していることがはっきり分かります。

福岡県のAirbnbホスト数

2016年11月1日時点での福岡県内のAirbnbホスト数は前月比105.8%増となる696名でした。地区別に見ると、最も多いのが福岡市で603名、次いで福岡市博多区で335名、福岡市中央区が247名となっています。

福岡県のAirbnb稼働率

2016年10月の福岡県のAirbnb稼働率は前月比マイナス-1.5%減となる54.7%でした。全国的には10月は9月と比較して民泊の稼働率は上昇傾向にありますが、福岡では新規物件数の増加も影響してか、先月より数字を落としています。地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは福岡市中央区で60.4%、次いで福岡市の56.2%、福岡市博多区の55.7%と続きます。

福岡県の想定宿泊単価

2016年10月の福岡県のAirbnbの想定宿泊単価は前月比859円増となる10,150円でした。地区別に見ると、最も想定宿泊単価が高かったのは福岡市博多区で11,930円、次いで福岡市の10,215円と続きます。

※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?福岡県で今後注目されるのは、福岡市が旅館業法の規制緩和だけではなく特区民泊の動きも見せるのかという点でしょう。福岡市は高島氏が市長に就任以降、戦略特区として法人税の引き下げなど様々な革新的な政策が進められており、試験的に「イベント民泊」を打ち出すなど民泊についても積極的な姿勢を見せるかと思われていましたが、現在のところ特区民泊については明確な推進の動きがなく、今後の動向が待たれるところです。

さらに詳細なデータについては、下記より最新版の福岡県の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。

【転載元】BnB Insight「【最新版!2016年11月1日時点】福岡県の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価」
【参照サイト】BnB Insight

(Livhub 編集部)

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Livhub 編集部

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