ここでは、2016年11月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、沖縄県の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
沖縄では毎年7月・8月・9月の夏休みシーズンがホテルなどの宿泊施設の稼働のピークとなり、10月になると稼働率などは9月と比較して若干落ち着く傾向にありますが、民泊の状況はどうったのでしょうか?それではさっそく沖縄県の最新の民泊状況について見ていきましょう。
沖縄県のAirbnb掲載件数
2016年11月1日時点での沖縄県内の掲載件数は、前月比108.1%増となる1,437件でした。地区別に見ると、最も多いのが那覇市で403件、次いで北谷町が119件となっています。
前月比が一番高かったのは108.1%増となるで1,437件、次いで那覇市が110.2%増となる403件、北谷町が104.4%増となる119件となっています。
沖縄県のAirbnbホスト数
2016年11月1日時点での沖縄県内のAirbnbホスト数は前月比108.8%増となる733名でした。地区別に見ると、最も多いのが那覇市で175名、次いで北谷町で90名となっています。ホスト数は毎月順調に増加し続けているようです。
沖縄県のAirbnb稼働率
2016年10月の沖縄県のAirbnb稼働率は前月比マイナス-6.1%減となる48.6%でした。沖縄にあるリゾートホテルの稼働率と同様、10月は9月と比較して稼働率が落ち込む傾向にあるようです。地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは那覇市で60.6%、次いで北谷町の54.2%と続きます。
沖縄県の想定宿泊単価
2016年10月の沖縄県のAirbnbの想定宿泊単価は前月比887円減となる15,552円でした。地区別に見ると、最も想定宿泊単価が高かったのは北谷町で18,371円、次いで那覇市の11,817円と続きます。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?沖縄でも最近はようやく民泊が盛り上がってきており、沖縄専門の民泊代行会社なども登場していますが、時期としてはこれからの3ヶ月間、11月から2月については一年の中でも閑散期となりますので、この時期にいかに利益をしっかりと出しながら、再び繁忙期となる3月、4月の予約を強気の価格設定で埋めていけるかが鍵を握るでしょう。
さらに詳細なデータについては、下記より最新版の沖縄県の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
【転載元】BnB Insight「【最新版!2016年11月1日時点】沖縄県の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価」
【参照サイト】BnB Insight
(Livhub 編集部)
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