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川沿いの宿を見つけて予約画面へ進むと、クーポンの欄とポイントの欄が並んでいる。手元のPontaポイントはここで使えるのか。クーポンとは一緒に使えるのか。今回の宿泊で貯まるポイントは、いつまで残るのか。そこで手が止まった経験がある人もいるはずだ。
じゃらんnetのポイントは、貯まる割合も、予約で使われる順番も、有効期限も公式に決まっている。基本は国内の宿で合計料金の2%、交通と宿を組み合わせたパックでは1%と、サービスによっても違う。仕組みを先に押さえておけば、予約のたびに迷わずに済む。
貯まった分は、次の旅の連泊や、その土地での遊び・体験の予約にまわせる。ポイントの使い方を知ることは、一つの地域と長く付き合っていくための小さな準備にもなる。
1. じゃらんnetのポイントが合う人・合わない人
じゃらんnetは、国内の宿泊予約を扱う予約サイトだ。宿のほかに、遊び・体験、レンタカー、交通と宿を組み合わせた「じゃらんパック」も予約できる。
リクルートIDでログインして予約すると、2種類のポイントが貯まる。1つは、Pontaポイント・dポイント・リクルートポイントから自分で選ぶ「メインのポイント」。もう1つは、じゃらんnetの中で使う「じゃらん限定ポイント」だ。
1-1. 合う人
- 普段からPontaポイントかdポイントを貯めていて、旅の予約でも同じポイントを貯めたい人
- 宿と、その土地での遊び・体験の予約を同じサイトでまとめたい人(どちらも基本の加算率は2%)
- 国内の旅を年に何度か計画していて、1年ほどのうちに次の予約でポイントを使える人
1-2. 合わない人
- じゃらんnetで国内ツアーや国内航空券だけを予約する人(ポイント加算の対象外。交通と宿を組み合わせるじゃらんパックは別の扱いで加算される)
- 使うポイントの種類や順番を自分で選びたい人(使われる順番は自動で決まり、選べない)
- 今回の旅の支払いに、今回貯まるポイントをあてたい人(加算はチェックアウト日の翌月7日以降)
2. ポイントの貯め方と加算率
2-1. サービスごとの基本の加算率
| サービス | 基本の加算率 | 貯まるポイント | 計算のもとになる料金 |
|---|---|---|---|
| 国内宿・ホテルの予約 | 2% | メインのポイント1%+じゃらん限定ポイント1% | 予約画面に表示される合計料金(消費税込み) |
| 遊び・体験の予約 | 2% | メインのポイント1%+じゃらん限定ポイント1% | 予約画面に表示される合計料金(消費税込み) |
| JALじゃらんパック | 1% | ポイント(小数点以下は切り捨て)。マイルとあわせて貯まる | 旅行代金の総額(消費税込み) |
| ANAじゃらんパック・赤い風船JRじゃらんパック | 1% | Pontaポイント | 取消料・包括表示されていない諸費用は対象外 |
| 国内ツアー・国内航空券の予約 | 加算の対象外 | なし | なし |
表の加算率は基本の値で、ポイントアップのプランや期間限定の企画では上乗せされることがある。
国内の宿と遊び・体験の分は、チェックアウト日(体験日)の翌月7日以降に加算される。JALじゃらんパックは、ツアー出発日の翌月7日以降だ。
2-2. 加算の対象にならない料金
加算の対象は、リクルートIDでログインして行った予約だ。予約の前にログインしているかを確かめておきたい。
ログインしていても、次の分は加算の対象にならない。
- じゃらんnetを通さずに追加したオプションや食事などの料金
- 料金に含めて表示されていない税金・サービス料など
- ふるさと納税クーポンを使った分の金額
現地で追加した夕食の飲み物や体験は、ポイントの計算には入らないと考えておくと見込みがずれにくい。
2-3. メインのポイントの選び方
メインのポイントは、Pontaポイント・dポイント・リクルートポイントの3つから1つを選ぶ。選ぶときの軸は、ふだんの買い物で一番よく貯めている・使っているポイントはどれか、という一点で十分だ。
Pontaポイントとdポイントは、メインに選んでいる場合だけ、じゃらんnetの予約に使える。リクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントに交換でき、Amazon.co.jpでも使える。ただし期間限定ポイントは、Pontaポイントやdポイントへ交換できない。
メインのポイントをあとから変えても、それまでに貯まったポイントは失われない。キャンペーンによっては、予約したときのメインのポイントの設定が条件になる。予約のボタンを押す前に、マイページで設定を確かめておくと安心だ。
3. 予約時のポイントの使い方
3-1. 使える条件
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 換算 | 1ポイント=1円 |
| 利用の下限と単位 | 100ポイント以上、100ポイント単位(JALじゃらんパックの取消料にあてる場合は1ポイント単位) |
| 1回の上限 | 10万ポイント |
| 1か月の上限 | 30万ポイント |
| 使える予約 | リクルートIDでログインして行う予約 |
| Pontaポイント・dポイント | メインのポイントに選んでいる場合だけ使える |
使えるのは100ポイント単位なので、100ポイントに満たない分はその予約では使えない。
3-2. 使われる順番
ポイントを使うと、次の順番で自動的に減っていく。順番は自分では選べない。
- リクルート期間限定ポイント、またはじゃらん限定ポイント
- Pontaポイント、またはdポイント
- リクルートポイント
じゃらんnetの中でしか使えない限定ポイントから先に減るため、Pontaポイントやdポイントは後回しになる。街の買い物でPontaポイントやdポイントを使いたい人は、この順番を知っておくと手元の残高を読みやすい。
3-3. クーポンとの併用
クーポンは、リクルートIDでログインしてから獲得する。獲得したクーポンはマイページで確かめられる。宿を探すときは、検索条件でクーポン額を1,000円〜3万円の範囲で指定して絞り込める。
じゃらんnetの案内では、宿・ホテルの予約で「じゃらんクーポン」「宿泊施設クーポン」「地域クーポン」「特別クーポン」を併用できる(2026年10月の「お得な10日間」のページの案内)。じゃらんパックでは「じゃらんパッククーポン」と「宿泊施設クーポン」を併用できる。
クーポンは予約できる数に限りがある。先着の予約数に達すると、獲得済みでも使えなくなる。一部のホテルでは使えないクーポンもある。
4. パックと個別手配、どちらで予約するか
じゃらんパックでは、JR+ホテル、JAL・ANAの航空券+ホテル、レンタカーとの組み合わせを予約できる。料金は出発地や日程を入れて検索すると表示される。
パックと、宿と交通を別々に予約する個別手配では、ポイントの加算率が違う(2-1の表)。ただ、どちらが向くかは加算率だけでは決まらない。考え方の軸は次の2つだ。
- 交通と宿の条件をまとめて管理したい人は、パックが向く。交通と宿を1つの予約として扱える。
- 宿か交通の片方だけを変える可能性がある人は、個別手配が向く。宿を延泊したい、帰りの便を決めきれないといった旅では、別々に予約しておくほうが動きやすい。
交通を別のサービスで手配する場合も含めて、予約サイトの全体像をつかみたいときは「国内・海外旅行予約サイト(OTA)おすすめ15選」が手がかりになる。
5. 予約からポイント加算までの流れ

- リクルートIDでログインする。ログインしない予約は、ポイントの加算も利用も対象外だ。
- メインのポイント(Pontaポイント・dポイント・リクルートポイント)の設定を確かめる。
- 使いたいクーポンを獲得する。獲得したものはマイページに並ぶ。
- 宿やプランを検索する。クーポン額を条件にして絞り込むこともできる。
- 予約画面で、クーポンが適用されているか、使うポイント数(100ポイント単位)が合っているかを確かめる。キャンセル料の条件もこの画面で読んでから、予約を確定する。
- 宿泊する。チェックアウト日の翌月7日以降に、メインのポイントとじゃらん限定ポイントが加算される。
思い立って当日に泊まる場合、今夜の宿泊予約は最大29時まで受け付けている。
6. 有効期限と気をつけたいこと
6-1. ポイントごとの有効期限
| ポイント | 有効期限 |
|---|---|
| Pontaポイント | 最後に利用した日から1年間 |
| dポイント | 最後にポイントを利用した(ためた・つかった)日から12か月後まで |
| リクルートポイント | 最後にポイントが加算された日から12か月後の月末まで |
| じゃらん限定ポイント(基本の加算分) | 加算された月から数えて12か月目の月末まで |
じゃらん限定ポイントのうち、キャンペーンでもらった分は、条件によって有効期限が異なる。Pontaポイントは最終利用日から1年間、dポイントは最後にためる・つかうをした日から12か月後までだが、じゃらん限定ポイントの基本の加算分は、加算された月から期限が決まる。年に1度しか旅をしない人は、じゃらん限定ポイントの期限に気をつけておきたい。
6-2. 予約の前に確かめたい条件
- キャンセル料の条件は、予約するプランの案内で確かめておく。
- JALじゃらんパックで取消料が発生した場合、使う予定だったポイント数を上限に、ポイントが自動で取消料にあてられる(1ポイント単位)。ポイントを取消料にあてない選択はできない。
- 現地で追加した飲食代などは、ポイントの加算対象に入らない。
- クーポンは先着の予約数に達すると、獲得済みでも使えなくなる。
同じ宿の料金を複数の予約サイトで見比べてから決めたいなら、メタサーチ(複数の予約サイトの料金をまとめて検索できるサービス)を使う方法もある。「飛行機もホテルも一括比較。知っておきたいメタサーチサービス6選」で、それぞれの使いどころを紹介している。
7. 毎月の企画とポイントアップのプラン
7-1. 毎月20日から始まる「じゃらんのお得な10日間」
「毎月20日から!じゃらんのお得な10日間」は、その名のとおり毎月20日から始まる企画だ。期間中は、割引率の高いクーポンや、割引プラン・ポイント還元を上乗せしたプランが掲載される。2026年10月の回の掲載期間は、10月20日〜29日まで。
企画の期間中でも、すべてのプランが割引になるわけではない。クーポンは先着順で、予約数の上限に達すると使えなくなる。プランが無い都道府県がある場合もある。
7-2. 10%ポイント還元プラン
「10%ポイント還元プラン」は、対象のプランだけ、通常2%のポイントが10%に増える仕組みだ。10%は、Pontaポイント・リクルートポイント・じゃらん限定ポイントを合わせた割合になる。
対象のプランでも、すべての日程・部屋がポイントアップになっているとは限らない。プランが無い都道府県がある場合もあるので、予約画面で加算されるポイントを確かめてから確定するとずれが無い。
8. 貯めたポイントで、地域に長く滞在する
じゃらんnetのポイントは、チェックアウト日の翌月7日以降に加算される。今回の旅で貯めた分を、同じ旅の支払いにあてることはできない。そのかわり、次の旅の元手になる。
たとえば、合計料金が1泊2万円(税込)の宿に2泊すると、4万円になる。基本の2%なら800ポイントで、内訳はメインのポイント400ポイントとじゃらん限定ポイント400ポイントだ。1ポイント1円で、100ポイント単位で使えるので、次の予約で800円分を差し引ける。遊び・体験の予約も合計料金の2%が貯まるので、宿の近くで参加した体験の分も次の旅に積み上がっていく。
こうして貯めたポイントとクーポンをあわせれば、浮いた分をもう1泊にあてる計画も立てやすくなる。1泊で通り過ぎる旅と、2泊、3泊と腰を落ち着ける旅とでは、見えてくるものが違う。朝の散歩で知る川の音や、地元の食堂で交わす短い会話は、時間に余白があってこそ出会えるものだ。
じゃらん限定ポイントの基本の加算分は、加算された月から12か月目の月末までが期限だ。季節を変えて同じ地域をもう一度訪ねるくらいの間隔なら、期限の中で使える。次はどの季節にあの土地を歩くか、Livhubの旅の記事を眺めながら考えてみてはどうだろう。
9. まとめ
じゃらんnetのポイントは、国内の宿と遊び・体験の予約で合計料金の2%、じゃらんパックで1%が基本だ。普段からPontaポイントやdポイントを貯めていて、宿と体験を同じサイトでまとめたい人に合う。
使うときは1ポイント1円、100ポイント以上・100ポイント単位で、じゃらん限定ポイントから自動で減っていく。クーポンは宿・ホテルの予約なら種類によって併用でき、先着の上限に達すると使えなくなる。
次の予約の前に、マイページでメインのポイントの設定を確かめておくことから始めたい。貯まるポイントの種類が、この設定で決まるからだ。
※この記事は、2026年10月時点の情報をもとに作成しています。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
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