スマートロック「RemoteLOCK」、エアホストの宿泊管理システムと連携

株式会社構造計画研究所(以下、構造計画研究所)は4月26日、Wi-Fi接続型ドアロック「RemoteLOCK」を合同会社エアホスト(以下、エアホスト)の宿泊管理システム「AirHost PMS」とAPI連携することを公表した。

今回の連携で、エアホストが提供する宿泊管理システム「AirHost PMS」と構造計画研究所が提供する電子錠「RemoteLOCK」がAPIでつながる。これにより、小規模ホテルや簡易宿所などのサービス導入施設にて、予約管理や鍵の受け渡し対応の工数が大幅に短縮され、宿泊施設の経営が効率化する。

RemoteLOCK×Airhost PMS

利用の流れは次の通り。宿泊施設に「AirHost PMS」と「RemoteLOCK」を導入すると、宿泊予約の成立後に自動で部屋割りが行われ、チェックイン日が近づくと鍵の代わりとなる暗証番号をゲストにメールで送信できるようになる。その暗証番号は宿泊期間のみ有効であるため、鍵の紛失や無断複製といったトラブルが起きることなく安心して利用できる。

そして、これらの機能は、訪日外国人が多く利用するAirbnb、Booking.com、Expedia、Agoda、自在客、途家、AsiaYoなどの民泊・宿泊予約サイトに対応しているため、複数の予約サイトでの集客の際に煩雑になりがちな予約管理から鍵の受け渡しまでの作業を自動化することが可能だ。

RemoteLOCK」は米国LockState 社が開発した Wi-Fi接続型ドアロックだ。暗証番号とテンキーの操作によってドアを施錠・解錠でき、管理者向けクラウドシステム「LockState Connect」を経由して、遠隔地から複数の鍵の一元管理が可能だ。堅牢性と運用実績により、開発元のLockState社は民泊大手の米国Airbnb社の世界でも数少ないGlobal Partnerとして認定されている。構造計画研究所は2017年1月より、日本市場での販売とサービス提供を開始している。

RemoteLOCK×Airhost PMS

一方のAirHost PMSは、宿泊管理のためのサイトコントローラー機能と PMS(予約・リスティング管理)機能を併せ持つ、オールインワン型のクラウドサービスだ。多くの予約サイトと連携し、作業の自動化と物件を効率的に管理・運用するために必要な全ての機能を提供する。エアホストは2015年の設立以来、PMSとサイトコントローラを一括提供し、ホテル・民泊の効率的な運用を実現してきた。これまでの導入実績は運用代行が約300部屋、PMSが約7,000部屋だ。

両社が民泊運用の効率化に向け手掛けてきたサービスの連携により、一層、導入施設の利便性が高まりそうだ。

【公式サイト】RemoteLOCK | API連携 エアホストPMS
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(Livhubニュース編集部)

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Livhub 編集部

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