アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウドの子会社である株式会社iVacation(以下、iVacation)は12月18日、「株式会社TATERU bnb(タテルビーアンドビー)」(以下、TATERU bnb社)へ社名を変更し、アプリでかんたんIoT民泊運用「TATERU bnb」としてサービスを開始することを公表した。
これまでのiVacationでは「IoT×民泊」を推進し、民泊ゲスト向けのIoTデバイス「TRIP PHONE」を活用したサービスを展開してきた。TRIP PHONEは民泊施設から宿泊ゲストに貸し出され、施設周辺のおすすめの飲食店などの紹介や予約、交通機関の案内やタクシーの予約など滞在中のあらゆる要望をトリップ・コンシェルジュが24時間多言語対応し、宿泊ゲストに快適な旅行環境を提供するサービスだ。
TATERU bnbでは「bnb × Technology」をコンセプトに、民泊ホストや事業者へ向け、オンライン上で民泊に最適な土地情報や建物のマッチング、宿泊マーケットのコンサルティング、IoT民泊運用管理のワンストップサービスを提供する。
民泊運用を検討しているユーザーはIoT民泊運用アプリ「TATERU bnb」から会員登録することで、コンサルタントからチャットで物件の提案を受けたり、IoT民泊運用のメリットやデメリットの確認ができるなど、民泊運用に関する疑問点をチャットで相談できるようになる。
また、TATRU bnb社で企画する民泊施設には、TRIP PHONEに加え、4つの方法で解除できる「スマートキー」、宿泊者情報の取得やタブレットでのチェックインが可能な「スマートチェックインパッド」の3つを「bnb kit」として標準装備する。
民泊の建物竣工後は、IoTを活用したチェックインや清掃、宿泊者対応などの管理および運営をTATERU bnb社が一括で担うため、民泊ホストが行う作業は収益の確認のみとなり、民泊運用に関する手間を最大限削減することが可能となった。
TATERU bnbは今後、サービスレベルの向上を図り、国内外の旅行客に安心・安全な宿泊サービス、そして快適な旅行環境を提供すべく、 新たな事業展開を行っていく見通しだ。
【公式サイト】TATERU bnb
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- 旅する意味の再発見。地域や人と繋がれる宿泊先が見つかる世界の検索サイトまとめ - 2024年11月18日
- 「日本の冬を終わらせない」アウトドア業界110社が挑む、気候変動対策 - 2024年11月15日
- きっと感動する、神秘的な夜の植物たち。京都府立植物園で没入型アートイベント開催 - 2024年11月11日
- 【11/19開催】成長至上“じゃない”社会と経済システムとは?ゼブラ企業と欧州動向をもとに考えるイベント - 2024年11月6日
- 「よっしゃ頑張ろう」空の旅で、夢への一歩を。JAL、大谷翔平の移動距離を若者へ贈る”ドリームマイルパス” - 2024年10月29日