今年旅行業を取得しインバウンド事業に参入した株式会社GKS.comは9月1日、日本国内の民泊やホテルなど各種宿泊施設を中華圏に特化して紹介する宿泊予約サイト「宿日家(スーリージャー)」のベータ版をオープンした。
宿日家のウェブサイトでは、日本のエリア情報や観光スポットなどを特集しながら宿泊施設への、特に中華圏からの誘客を図りながら、民泊ホストやホテル、旅館、民宿、ゲストハウスなどへの様々な受入態勢支援も行う。宿泊予約は中国語(簡体字・繁体字)、英語、日本語の4言語に対応しており、決済は銀聯カード、VISA、MASTERにてオンラインでの事前決済が可能だ。
集客は中国の大手旅行会社や大手決済会社と連携して行い、サイトの付加価値を高めるべくAIやVRの導入や、サイトコントローラーとの提携を計画する他、地域との連携も図りながら掲載件数10,000件を目標にサイト運営を進めていく見通しだ。
今年度、中国からの訪日客数は堅調に推移しているが、韓国人訪日客数が中国人訪日客数を上回るなど伸び率が低下傾向にある。その一方で、中国の大手民泊サイトが続々と日本に進出しており、再び旅行者の注目を集めることが期待されている。このような状況において、日本の魅力を中華圏との連携によりダイレクトに伝える日本発の宿泊予約サイトが誕生することで、新たな観光需要の堀り起こしへの期待が高まる。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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