株式会社イールドマネジメント(以下、イールドマネジメント)は7月14日、業界初のサブリース型民泊運営サービスである「サブリース型民泊代行サービス」の提供を7月17日より開始することを公表した。
「サブリース型民泊代行サービス」は、イールドマネジメントが独自に仕入れた民泊許可物件を同社が賃貸として借上げ、それを民泊として運営したいホスト候補に転貸契約(サブリース)によって提供するサービスだ。民泊運営上で稼働率が悪く赤字になってしまった場合でも、赤字部分をイールドマネジメントが負担するため、ホストの赤字リスクを軽減することができるという特徴がある。
また、物件民泊のほか、民泊新法180日制限に対応するためにウィークリーマンションとして客室を販売することが可能となっている。民泊としては、Airbnbを中心にAgoda、途家など複数の民泊サイトへ一括掲載し、稼働率が落ち込む時期はウィークリーマンションとして活用することで、運営開始から2か月間、稼働率70%を保障している。
サブリースとして提供する民泊物件は全てイールドマネジメントが事前に現地物件を調査し、収益性が見込めると判断した物件となっている。収益が見込めるプロのインテリアコーディネーターが低コストでも質の高い部屋作りを提案し、購入した商品や家具の購入代行から商品受取り、組み立て、セッティング、撮影を行う。さらに民泊プラットフォームでの運用管理、チェックアウト後の清掃までをワンストップで行えるようにし、ホストには負担がかからない仕組みを整えている。
対応サポートは、24時間365日英語、中国語、韓国語の多言語での対応となっており、トラブルがあった場合でも速やかに対応できる。現在、イールドマネジメントの運用実績は全265物件の平均稼働率が87.2%であり、初期投資回収期間は13か月間と見込んでいる。
イールドマネジメントは、引き続き大手不動産会社との連携や民泊許可物件の仕入れを進め、今期中の目標として400物件の契約を目指す見通しだ。
【参照リリース】業界初、赤字が出ないサブリース型民泊運営サービスをイールドマネジメントが提供開始。不動産大手との連携を強化
【公式ページ】賃貸で始める民泊運営 | 民泊・Airbnb運営代行の株式会社イールドマネジメント
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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