東芝ライテック株式会社は1月23日、民泊サービス向けの非常用照明器具として、後付けで設置が可能な予備電源内蔵コンセント型照明器具「LEDEM13821MPN-K(コンセントカバー付き)」を2月15日に発売することを公表した。
販売される新商品は予備電源を内蔵しており、平常時は消灯し停電時のみLEDが点灯する非常灯である。
民泊においては宿泊者の安全を確保する目的で非常用照明器具の設置が義務付けられており、その設置作業には電気工事士による工事が必要だが、同商品を利用することにより電気工事士の資格を保有していなくとも非常灯を設置することができる。
同商品は、民泊サービスに活用できるよう「コンセント接続が可能」なことと「カギ付コンセントカバーを同梱」している点が特徴だ。
電源線にコンセントプラグを採用することでコンセント接続が可能となり、さらに電源線は70cmと、ひっかけを防止するために十分な長さを保ち、安全性への配慮がなされている。プラグの抜け防止構造を備える専用コンセント(エアコンなどとのコンセント共有はせず単独で使用するコンセント)を設けるなど一定の要件を満たすことで誰でも設置ができるようになった。なお、設置に必要となる専用コンセントに使用することができるカギ付のコンセントカバーも同梱している。
蓄電池はニッケル水素電池を採用しており、リモコン自己点検機能付き、定格電圧は100V。消費電力は0.8W、価格は58,700円(税抜)を予定している。
【参照リリース】民泊サービス向け非常用照明器具「予備電源内蔵コンセント型照明器具」の発売について
【参照ページ】東芝ライテック、民泊サービス向けに工事不要の非常灯
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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