比較.com株式会社(以下:比較.com)は7月31日、台湾の民泊仲介サイト最大手AsiaYoを運営する、AsiaYo Co.,Ltd.とシステム連携に関する契約を締結した。
比較.comは7月3日、同社が運営する「TEMAIRAZUシリーズ」において、国内予約サイトコントローラ(予約一元管理システム)としては初めて民泊世界最大手Airbnbとシステム開発・連携を開始した。これに続く形で、目下日本進出を進めるAsiaYoとTEMAIRAZUシリーズにおいてシステム連携を行う運びとなった。
TEMAIRAZUシリーズは、宿泊サイトが出現し、ネット予約が始まって間もない2002年からサービスを提供しており、10年以上の実績がある。アメニティー等の在庫や料金の管理を行うことができ、また、複数の宿泊予約サイト管理の業務の流れを統一することで管理コストの削減を可能にしている。
例えば、Airbnbの場合であれば、TEMAIRAZUシリーズ経由での国内外へのリスティング掲載のほか、標準機能として搭載している在庫・料金・予約情報の管理に加え、Airbnbのリスティング管理機能により施設画像の掲載・変更等も行うことができる。AsiaYoとの連携においても、操作性を兼ね備えたものになるとみられる。
台湾からの訪日客はリピーターが多い。また、他国と観光シーズンが異なるため、多くの集客チャネルとAsiaYoを併用することでフルシーズンを通しての集客が可能となる。AsiaYoでは日本の様々な宿泊施設に対応できるよう、アジアからの旅行者に対し中国語、韓国語、英語の手厚い母国語サービスに力を入れており、個人運営の民泊においても気軽に掲載できる環境が整っている。
中国、台湾からの集客や宿泊予約サイトを増やしたいものの管理に不安を抱いている宿泊事業者は、TEMAIRAZUシリーズの導入を検討されてみてはいかがだろうか。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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