アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の運営を行う株式会社インベスターズクラウド(以下:インベスターズクラウド)は4月1日、同社子会社の株式会社iApartmentが開発を行うIoT機器「TATERU kit(タテルキット)」のウェブサイトをオープンしたと公表した。
「TATERU kit」は、室内に設置したタブレットをスマートフォンと連動させることで、外出先からでも来訪者動画を見ながら受話応答、不在時の室内確認など行うことができるスマートドアホンだ。
室内のタブレットと各種IoT機器が連動することで、スマートフォンから室内のIoT機器の遠隔操作が可能になるスマートアパートのシステムで、今後、様々なスマート家電との連携を図って行く予定だという。これにより、入居者、民泊宿泊者、管理会社など利用者のスタイルに合わせたサービスを提供していく。
インベスターズクラウドはかねてから「民泊×IoT」を活用したビジネスに注力してきた。民泊サービスにおいては、多言語対応のビデオ通話によるコンシェルジュサービスやIT化した入退室管理、宿泊者のセキュリティ対策、温度管理や調光操作、清掃管理などに活用でき、民泊運営者の手間を省くとともに民泊利用者の快適な旅をサポートするツールとなっている。
インベスターズクラウドは「TATERU kit」は初回1,000台を生産し、2016年9月には「TATERU」の関東圏販売物件を中心に導入を開始するとしている。
【参照リリース】“民泊×IoT”推進に向けて「TATERU kit」Webサイトオープン 2016年9月より、「TATERU kit」 1,000室に導入開始
【参照ページ】「TATERU kit」
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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