アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウドは11月24日、子会社である株式会社iVacationが構築する「TATERU ECOSYSTEM(タテルエコシステム)」の第7弾として都内最大手のタクシー事業者である日本交通株式会社(以下:日本交通)との提携を公表した。
日本交通との提携により、「TRIP PHONE」にタクシー予約機能が追加された。これにより、日本交通が提供する英語専用ダイヤル「Taxi English Phone」を「TRIP PHONE」から直接利用できる。
「Taxi English Phone」は、日本交通が2003年6月に開設した業界初の英語によるタクシーの配車受付サービスである。英語対応のオペレーターを配置し、24時間体制で英語による電話を受け付けている。また、乗務員との間で行き先などの通訳が場合は、オペレーターを通して乗務員に伝えることもできる。日本の大手タクシー会社であることから、観光目的のゲストだけでなくビジネス目的のゲストでも安心して利用できる。
「TRIP PHONE」は、民泊利用者に無料レンタルを行い、シームレスなサービスを提供可能にする民泊向けIoTデバイスである。複数の企業とパートナーシップを組み、協業や分業を行う「TATERU ECOSYSTEM」を構築しており、チェックイン・アウトができるだけでなく、スマートキーの利用、多言語コールセンター等の基本機能の他、様々な機能が追加されている。
「TATERU ECOSYSTEM」第1弾ではエボラブルアジア社との提携により新幹線、飛行機などの「交通予約」を追加。第2弾ではiFLYER(セブン・セブン・ハーツ社)との提携によりフェスやクラブ、コンサート情報の収集、チケットの予約などが可能な「ミュージックイベント機能」を追加。第3弾ではWanderapass(IPPON社)との提携により日本の観光スポットで使用できる音声ガイド「オーディオツアー機能」を追加。第4弾ではVoyagin社との提携により観光ツアー、世界遺産観光、ショーエンターテイメント、カルチャー体験などの予約ができる「アクティビティ機能」を追加。第5弾では訪日外国人向け新型海外旅行保険(東京海上日動社)との提携により医療機関の紹介や手配、傷病人の移送サービス、治療費キャッシュレスサービスを受けられる「エマージェンシーコール機能」を追加。第6弾ではNTTドコモ社との提携により言語を選んで言葉や文章を手書きするだけで翻訳できるトライアルサービス「翻訳機能」を追加した。
今回第7弾となった「タクシー予約機能」において利用できるエリアは、今のところ都内23区内および武蔵野市・三鷹市と限られているが、東京のほとんどの地域で、好きな時間に英語でタクシーを呼び出す事が可能となった。
【参照リリース】TATERU ECOSYSTEM 第7弾 日本交通株式会社と提携し、「TRIP PHONE」にタクシー予約機能を追加
【参照リリース】業界初!英語でタクシーの配車依頼をお受けします。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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