スマートロック「RemoteLOCK」とサイトコントローラー「Beds24」が連携開始。宿泊予約と鍵の一元管理が可能に

株式会社構造計画研究所が提供するWi-Fi接続型スマートロック「RemoteLOCK」は8月1日、株式会社Welnsが提供するドイツ発のサイトコントローラー「Beds24」と連携を開始したことを公表した

双方を組み合わせることにより、民泊や小規模ホテル、簡易宿所の予約と鍵を一元管理することが可能となる。具体的に、提携する予約サイトを通じてBeds24で宿泊予約が成立すると、期間限定の暗証番号が自動で発行され、暗証番号がゲストの宿泊日前に自動でメール送信されるという流れだ。

Beds24は1部屋ずつリスティング掲載をするAirbnb等の民泊型予約サイトと、部屋タイプと在庫数を登録するBooking.com等のホテル型予約サイトの両方に対応しており、RemoteLOCKとの連携後もホテル型で取得した予約には自動で部屋が割り当てられる。そのため民泊型、ホテル型のサイトを問わず、暗証番号の発行や通知までを自動化できる。

今回RemoteLOCKと連携したBeds24は、世界30以上の予約サイトと連携し、宿泊施設のプライシングや在庫管理を含めた予約管理、料金収納等ができるサービスだ。Booking.com、Airbnb、Expediaなど集客力の高いサイトをはじめ、数多くの海外旅行予約サイトの価格や在庫管理ができる。利用は月1,300円からと小規模の宿泊施設でも導入しやすい料金設定だ。

一方のRemoteLOCKは、米国LockState社が開発した Wi-Fi接続型ドアロックだ。暗証番号とテンキーの操作によってドアを施錠・解錠でき、管理者向けクラウドシステム「LockState Connect」を経由して、遠隔地から複数の鍵の一元管理が可能だ。堅牢性と運用実績により、開発元のLockState社は民泊大手の米国Airbnb社の世界でも数少ないGlobal Partnerとして認定されている。構造計画研究所は2017年1月より、日本市場での販売とサービス提供を開始している。

民泊運営に役立つ個々のサービスが連携することで、複数のサービスを行き来する手間と時間が削減でき、より安全かつ便利に管理ができるようになる。宿泊予約に関する煩雑な作業に悩んでいるオーナーの方は利用を検討してみてはいかがだろうか。

【参照ページ】[お知らせ] RemoteLOCK、サイトコントローラーBed24と連携開始 -株式会社構造計画研究所-
【公式ページ】Beds24
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(Livhubニュース編集部)