株式会社フジ・メディア・ホールディングス傘下の子会社である、株式会社リアルエステートジャパン(以下:リアルエステートジャパン)は3月23日、株式会社エクソン(以下:エクソン)及び、株式会社ネクストアドバイザーズ(以下:ネクストアドバイザーズ)と業務提携し、外国人向け民泊総合支援サービスを開始したことを公表した。
リアルエステートジャパンは、2015年4月にフジ・メディア・ホールディングスのグループに加わった。国内最大級の外国人向けマルチリンガル不動産ポータルサイト「Real Estate Japan(リアルエステートジャパン)」を運営し、国内の不動産賃貸・売買物件情報を世界中の外国人に向けて配信している。
一方、エクソンは大阪、東京をメインにAirbnbにおける民泊用施設の設営・運用を行っている。ホスト希望者とオーナー了承済みの空き部屋のマッチングから、リスティングの作成やオペレーション、運営代行まで総合的な民泊支援を手掛ける。
また、ネクストアドバイザーズは不動産コンサルティング事業を営み、売買物件情報、資産運営の業務を管理・運営を行っている。不動産物件の民泊運営への転用ノウハウを有する。
同提携によりリアルエステートジャパンが開始する「外国人向け民泊総合支援サービス」は、ネクストアドバイザーズの「不動産活用情報」やエクソンの「民泊関連情報」を、リアルエステートジャパンを通じて配信することで、宿泊予約から投資物件情報までを手掛けるサービスとなる。
リアルエステートジャパンは、日本に不動産を保有する外国人オーナーや今後日本の不動産に投資を予定している「外国人投資家」に対して、民泊関連法規を遵守した民泊物件の運営スキーム等を盛り込んだ「不動産活用情報」を配信し、不動産活用相談、資産組替えなどの提案窓口となる。また、「訪日外国人」に対しては、エクソン社が管理・運営する民泊用物件や小規模な宿泊施設に対応した物件の情報を提供する。
ネクストアドバイザーズは「外国人投資家」へ不動産管理・民泊運営サービスを、また、エクソンは「訪日外国人」の民泊物件への問い合わせ対応を請け負う。
「外国人向け民泊総合支援サービス」により、急速な高まりを見せる訪日外国人の民泊需要の取込みに加え、供給不足が懸念されている民泊用不動産市場のさらなる活性化にも寄与することを目指す見通しだ。
【参照リリース】「外国人向け民泊総合支援サービス」開始のお知らせ ~宿泊予約から投資物件情報まで~
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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