楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社(以下、楽天LIFULL STAY)は7月20日、シンガポールに本拠を置き、オンライン旅行予約プラットフォーム「agoda」を運営するAgoda社(以下、Agoda)と民泊事業における業務提携について合意したことを公表した。
同提携により、楽天LIFULL STAYは、同社が運営する民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」に掲載している日本国内の民泊施設や簡易宿所を「agoda」に供給する。これにより「agoda」の利用者が日本の民泊施設や簡易宿所の宿泊予約を同プラットフォーム上で行うことができるようになる。また、両社は今後、特にアジアからの訪日旅行者向けのマーケティングも共同で行っていく予定だ。
これまで楽天LIFULL STAYは宿泊販売に関して、2017年7月にHomeAway(欧米)とAsiaYo(台湾)、8月に途家(中国)、12月にBooking.com(欧米)、2018年1月に楽天トラベル(日本)、3月にYanolja(韓国)と提携しており、今回、新たにAgoda社が提携先に加わった。
楽天LIFULL STAYは、着実に宿泊施設開発に関する提携先と、宿泊販売における提携先を広げており、今回の提携先のAgoda社は200以上の国や地域で180万件の物件を紹介するオンライン旅行プラットフォームを運営していることから、今回の提携も宿泊市場活性化に少なからず貢献しそうだ。
【関連ページ】Agoda(アゴダ)
【サービスサイト】Vacation STAY
(Livhubニュース編集部)


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