パナソニック、民泊向け「電池内蔵コンセント型 LED非常用照明器具」販売

パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は3月30日、個人が自宅などを利用して行う民泊施設向けに、「電池内蔵コンセント型 LED非常用照明器具」を4月1日より発売することを公表した

「電池内蔵コンセント型 LED非常用照明器具」は、既存マンションなどでも後付け施工が可能だ。取り付け条件である「天井、壁が取付金具を取り付けできる材質であること」、「差込みプラグが届く位置にコンセントが設置されていること」、「設置基準に従って適切な床面照度を確保」を満たしていれば、電気工事士の資格なしで設置が可能だ。

また取り付け時にプラグがコンセントから容易に抜けない措置として必要となる対応ガードプレートを別売り商品として用意、12品番をラインアップすることで、樹脂製、金属製それぞれで1から3個までのコンセント口に対応する。

旅館業法の大幅緩和により個人宅や賃貸住宅を宿泊施設として活用可能となったことに伴い、建物に設置が義務付けられている非常用の照明装置についても2016年12月に建設省告示第1830号「非常用の照明装置の構造方法を定める件」が改正され、既存マンションなどの建物で、非常灯を後付けで設置することが可能となった。

同社はこのような背景から、民泊ゲストの安心・安全を確保する個人で設置可能な民泊向けのLED非常灯の販売に踏み切った。

価格は56,000円。コンセントプラグと取付金具が同梱されている。なお、12品番が用意される別売りの対応ガードプレートは取り付けに必須となっており、樹脂製は1,700円(税抜)、金属製は1,880円(税抜)だ。

【参照リリース】民泊施設向け電池内蔵コンセント型LED非常灯発売
【コーポレートサイト】民泊施設向け電池内蔵コンセント型LED非常灯発売

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。