株式会社スペースエージェント(以下:スペースエージェント)は10月31日、2016年5月にリリースした民泊物件専門の不動産ポータルサイト「民泊物件.com」が会員(ホスト)数5,000名を達成したことを公表した。また、ホスト向けにウェブサービスを提供する事業者を対象に、物件情報OEMサービスの提供を開始する。
物件情報OEMサービスは、民泊代行業者、不動産会社、ウェブメディアなどホスト向けにウェブサービスを提供する事業者を対象に行うものであり、自社ウェブサイト内で民泊物件.comの物件情報を閲覧できるようにするサービスである。
特徴は「自社コンテンツに需要の高い物件検索を追加できる」民泊物件.comの検索バーが設置可能となる点と、「自社サイトのデザインをそのままにユーザーが物件を閲覧できる」流入元ウェブサイトのデザインを踏襲するサービスである。また、物件の問い合わせ等の条件によって、運営ウェブサイトに広告宣伝報酬を支払う「新たな収益源の確保」にもつながる。
民泊物件.comは、転貸可能物件であり、かつ民泊利用の許可が出た物件情報のみを掲載する民泊物件専門の不動産ポータルサイトである。ヤミ民泊物件を掲載する心配なく、ウェブサイト上のコンテンツを充実できるというメリットがある。
スペースエージェントは民泊物件情報の需要が高まっており、多数の事業者から物件情報提供の要望が集まっているとし、同サービスの開始に踏み切ったという。今後は無断民泊の撤廃に向けて各社と力を合わせながら民泊の普及に努めていく方針だ。
【参照リリース】民泊物件専門の不動産ポータルサイト「民泊物件.com」が会員数5,000名超えを達成!物件情報のOEMサービスを提供開始!
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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