エボラブルアジア、ANAと認可代理店契約を締結。民泊CtoC活用の旅行販売モデル検討へ

オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショア開発事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(以下:エボラブルアジア)は11月1日、ANAホールディングス株式会社(以下:ANAホールディングス)傘下の全日本空輸株式会社(以下:ANA)と認可代理店契約を締結したことを公表した。

エボラブルアジアは今年5月、ANAホールディングスが100%出資のLCC、バニラ・エア株式会社と国内航空券予約サイトをシステム(API)連携している。同連携により、民泊利用者の交通手段として国内線の最安値プラン「シンプルバニラ」の空席と運賃の表示をリアルタイムで行ってきた。

今回、エボラブルアジアとANAとの認可代理店契約締結により、一層の販売強化が行われる。今回の締結内容は「訪日外国人への販売協力に関する取り組みの検討」、「サービスリリースを予定している民泊CtoCプラットフォームを活用した新たな旅行販売モデルの構築の検討」に加え、「ANAスカイホリデー(国内パッケージツアー)、ANAハローツアー(海外パッケージツアー)の販売協力」となっている。同締結により、民泊利用者に対し「シンプルバニラ」だけではない新たな選択肢を提供することが可能となる。

エボラブルアジアは、業績への影響は契約締結に伴う今後のANAグループとの取り組みの進捗によるとし、現時点における詳細な影響額は算出困難としているが、株式市場では業績への寄与を期待した買いが入り、エボラブルアジア<6191>の株価は大幅反発した。

【参照リリース】全日本空輸との認可代理店契約締結のお知らせ  ~ANAグループとの販売協力の強化~ ~訪日、民泊事業においても提携を視野に検討開始~
【参照リリース】ANAグループのバニラエアとシステム(API)連携開始 ~バニラエアの航空券予約・手配が自動に~ ~第一弾としてシンプルバニラの取り扱い~

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。