宿泊事業者向けのウェブシステム・サービスを開発するメトロエンジン株式会社(以下、メトロエンジン)と24時間無人の鍵の受け渡しシステムを展開する株式会社KEY STATION(以下、KEY STATION)は、6月にも施行される住宅宿泊事業法で求められる本人確認と鍵の受け渡しを同時に行うシステムを共同で開発し、無料で利用できるキャンペーンを開始した。
同サービスを利用することにより、鍵の受け渡し前に確実に本人確認を行うことができ、24時間無人でゲストのチェックイン・チェックアウトに対応することができる。これまで一般に行われてきたゲストが客室に入室した後のタブレットによる本人確認では、必ずしも入室後に本人確認が行われないことから、確実な本人確認を担保できる状況になかったが、同システムを導入することで確実な本人確認と安全な鍵の受け渡しが可能となる。
同システムを利用する場合のチェックインの流れは3ステップだ。まず、KEY STATIONに設置されたタブレットでメトロチェックイン(Airbnb等の予約サイトと連動)にログインする。次に、宿泊者情報とパスポート画像は、事前に民泊ダッシュボードに登録するか、または現地で入力後、動画通話にて照合・本人確認を行う。 最後に、本人確認後に発行される鍵の取り出しパスワードで、鍵を取り出す。鍵を取り出した情報は、瞬時にホスト(管理者)へ通知される。
キャンペーン期間中は、メトロエンジンが提供する民泊クラウド運営ツール「民泊ダッシュボード」とKEY STATIONが提供する鍵の受け渡しサービス「KEY STATION」を無料で利用することができる。なお、キャンペーンの申込受付数には限りがあるため、サービスに興味がある方は早期の申し込みがおすすめだ。キャンペーン期間は2018年6月14日まで。応募はメトロエンジンまたはKEY STATIONの問合せフォーム、メール、電話で受け付けている。なお、KEY STATIONは物件の最寄り施設・コンビニに無料で設置可能だ。
キャンペーン期間中に2社のシステムがAPI連動したサービスを利用し、Airbnb等のサイトから予約した宿泊客に対して法令要件を満たした本人確認・鍵の受け渡しを体験することで、住宅宿泊事業法施行後の運用に備えてはいかがだろうか。
【サービスサイト】KEY STATION
【サービスサイト】民泊ダッシュボード
【関連ページ】Airbnb・民泊向け鍵の受け渡し代行サービスのまとめ・比較
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(Livhubニュース編集部)
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