民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する株式会社百戦錬磨(以下、百戦錬磨)は10月11日、同社が運営する民泊施設にて、株式会社ビースポークの運営する訪日外国人旅行者向けAI(人工知能)チャットコンシェルジュサービス「Bebot(ビーボット)」を利用したサービスの提供を開始することを公表した。
百戦錬磨は、同社が運営する民泊1棟マンション「SJ大阪セントラル」にて、2017年10月より試験的にBebotを導入する。宿泊者はFacebook MessengerやWeChatなどのチャットアプリを通じてBebotを利用することができる。利用するために専用のアプリをダウンロードする必要はなく、一般的な質問から飲食店の予約、道案内まで、チャットで対応してもらうことが可能となる。また、民泊ホストもカスタマーサービス業務の軽減につながるほか、宿泊者にレビュー投稿をBebotチャット内で依頼することができる。
Bebotは、英語・中国語に対応した訪日外国人向けAI(人工知能)が、施設スタッフに代わって24時間365日、チャットで問い合わせに対応し、コンシェルジュの役割を担う。今年9月より民泊施設の要望に沿ったハウスルール等の最適化やカスタマイズを行うサービスを展開していた。
百戦錬磨は今後、サービス利用状況に応じて導入施設を拡大していく見通しだ。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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