ネット通販会社の日本テレシステム株式会社は4月27日、同社が運営する金庫に特化した通販サイト「金庫屋」で民泊に適した金庫の特集ページを4月18日に公開したことを公表した。
特集ページは、外国人旅行者の急増に伴う民泊需要の高まりを受け、利用シーンに適した金庫を提案するものだ。
民泊における宿泊所は不特定多数の人が出入りする関係上、貴重品を守る防犯対策が不可欠となる。「金庫屋」の豊富な取扱商品と商品知識を活かし、3つのシーンに適した金庫を選定してリストアップし、民泊における金庫の利用を促している。
まず1つめは「客室用」だ。宿泊者が自分の貴重品を保管する重さ6.2kgから29kg、価格帯は6,940円から26,880円と、金庫としてはリーズナブルな金庫がリストアップされている。
そして2つめは「宿泊者の共同スペース用」だ。複数人の貴重品を1台で保管できる貴重品保管庫で重さ5.5kgから20kg、価格帯は12,636円から167,000円の金庫がリストアップされている。
最後に3つめは「フロント(玄関帳場)用」だ。民泊オーナーが客室の鍵などを保管する鍵専用金庫で重さ3kgから50kg、価格帯は10,170円から48,800円の金庫がリストアップされている。
「金庫屋」は、海外では宿泊客の貴重品盗難ばかりでなくゲスト(借り手)がホスト(貸し手)の貴重品を盗むといった民泊トラブルもあるとし、ホストに対し金庫の利用を呼びかけている。
そのような事態の防止に一役買うことはもちろんだが、貴重品を常に金庫や保管庫に保管することでゲストが安心して観光を楽しめるようにするために、ホストが金庫を導入することによって民泊のホスピタリティの向上につながることも期待される。
【参照リリース】民泊での防犯・トラブル対策に金庫の導入を! 金庫通販の「金庫屋」が民泊に適した金庫の特集ページを公開
【サービスページ】民泊での貴重品管理とトラブル防止に金庫を導入しませんか?
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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