民泊に対応した鍵の受け渡しサービス「KEY STATION」開始

旅行者向けサービス、不動産事業を行う株式会社KEY STATIONは7月8日、カフェや駅、あるいは青空駐車場の空いたスペースに設置されたキーボックスを設置し、民泊を中心とした鍵の受渡し需要に対応したサービス「KEY STATION」の開始を公表した。

KEY STATIONは24時間無人で円滑・安全に鍵の受け渡しができるサービスだ。ハイセキュリティのキーボックスに格納された鍵をWebから24時間管理。鍵の設置状況、設置場所、利用場所すべてを自動案内する。

民泊で利用する場合、民泊ゲストはKEY STATION専用アプリにより、鍵の受取りから部屋の場所までの自動案内を受けることができる。また、民泊ホストはリアルタイムで鍵の受け渡し情報を管理できる。複数の鍵を登録した場合も一元管理が可能だ。鍵が手渡しでないと不便な場合は月額1,000円でKEY STATION Carがデリバリーしてくれる。

鍵が収納されているキーボックスは大手金融機関でも利用されている強度の高いものを使用。個人情報が漏れないようセキュアなネットワーク環境を構築しているという。

今後は外国人旅行者向け保険サービスを中心に、コンシェルジュサービス、クリーニングサービス、レストラン予約代行サービスなど、旅行者にとって必要となる各種サービスを順次リリースする予定だ。

鍵の受渡しにより、入口(チェックイン)と出口(チェックアウト)双方でのサービス利用者との確実な接点をプラットフォームとし、保険等の各種サービスを展開していく。利用者への集中的なサービスの提供を行い、旅行その他の利便性向上を目指す狙いだ。

【参照リリース】ハイセキュリティ、24時間無人鍵受渡しシステム登場。「KEY STATION」はWebやアプリで遠隔地の鍵を管理します。
【参照ページ】KEY STATIONホームページ

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。