比較.com株式会社は4月27日、同社が提供する複数の宿泊予約サイトを一元管理できる「TEMAIRAZU」及び「手間いらず.NET」において、中国の民泊仲介サイト最大手「自在客」とシステム連携を開始すると公表した。
「自在客」は2011年に設立された民泊仲介サービスだ。「異国の生活や文化を味わう」をスローガンに、中国、台湾を中心に急速な仲介実績を伸ばしており、全世界で約1万人のホストが約5万室を提供している。今回のシステム連携で、日本国内においても、サービスの日本語化を行い順次サービスを拡大していく。対する「TEMAIRAZU」、「手間いらず.NET」は、小規模施設を中心に「自在客」を経由した集客の多様化と施設稼働率の向上を狙い、売上の増加を図る。
なお、「TEMAIRAZU」、「手間いらず.NET」は、旅館業法に基づく宿泊施設、または、特区による旅館業法適用除外施設のみ対応していくという。
比較.comは、民泊仲介サイトとのシステム連携は今回が初めてであり、今後成長が期待されている民泊での市場創出に向けて対応すると意欲を露わにしている。中国から日本への渡航者は、1月からの累計で100万人を突破。台湾からも約99万人が訪れており、今回の提携により、「TEMAIRAZU」、「手間いらず.NET」がアジアの民泊ゲストの獲得にどの程度の影響を及ぼすのか、今後の展開に注目したい。
【参照リリース】手間いらず、中国の民泊仲介最大手『自在客(ジザイケ)』と提携
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


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