民泊の広がりに伴い、民泊に関連した新たなサービスや製品も盛り上がりを見せている。株式会社gripは1月15日から、Airbnbなどを利用している民泊のホスト向けに、部屋の清掃の質を上げるサービス、「おそうじグリポン」の提供を開始する。
おそうじグリポンは、各民泊物件の間取りや設備に応じた清掃マニュアルを作成し、それを同社が開発したスマートフォン用アプリ、「GRIPON(グリポン)」を用いてチェックリスト形式で配信することで、清掃のやり忘れを防ぐというサービスだ。
ホストはGRIPONを使用して清掃会社にマニュアルに沿った掃除の手順を配信し、清掃の実行状況をリアルタイムで管理することができる。清掃マニュアルは、サービス登録時に行うホスト向けアンケートを元にして部屋毎にカスタマイズされたものを作成可能だという。マニュアルは同アプリを通じて清掃会社に渡るため、作業のやり忘れを防止できるほか、マニュアルは清掃当日の朝に配信されるため、現場への行き忘れも回避でき、ホストが最も避けるべき、「清掃がされていない部屋にゲストがやってきた」という最悪の事態を避けることができる。
これまで民泊ホストの多くにとって、部屋の「清掃」は運用上の大きな課題となっていた。民泊の盛り上がりに伴い、Airbnbなどバケーションレンタルサービスの運用代行会社なども増えているものの、清掃については代行会社から委託された清掃会社が対応するのが一般的で、会社によって清掃スキルや品質に大きなばらつきがあり、ホストやゲストとの間にトラブルが発生するケースも増えていた。
ホストは同アプリを使うことで清掃品質を安定して向上させ、自ら部屋の清掃状況をわざわざ確認しなくても、安心して確実に高いレビューを獲得することが可能となる。清掃会社の品質や対応に課題を感じている民泊ホストの方は、ぜひ活用してみてはいかがだろうか?
【サービスページ】おそうじグリポン サービスサイト
【企業サイト】grip
(Livhub ニュース編集部)
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