APAMAN株式会社の関連会社である株式会社グランドゥース(以下、グランドゥース)と、大阪を中心に住宅用不動産の賃貸業、仲介業等を行う東亜リース株式会社(以下、東亜リース)は5月30日、民泊運営について業務提携したことを公表した。
本提携による取り組みの第一弾として、東亜リースが大阪市浪速区に所有するマンション「エルミタージュ難波南Ⅱ」をグランドゥースが特区民泊として運営する。今後は、東亜リースの所有する別物件についてもグランドゥースの運営により民泊として運用し、大阪市の特区民泊をはじめとして他エリアにも拡大する方針だ。
エルミタージュ難波南Ⅱは、グランドゥースが5月7日に発表した「消防設備全部つけますキャンペーン」に応募があった物件で、消防設備を民泊運営用に整備し、特区民泊として許可を受けた物件だ。同キャンペーンは大阪市、京都市、福岡市内の一棟マンション・アパートを保有しているオーナーを対象に、設備設置後は民泊施設としてグランドゥースに部屋の借り上げと運用を委託することを条件に実施していた。
グランドゥースは今年4月、住宅宿泊事業法に基づく民泊運営代行サービスの拡大を公表していた。あわせて、同じくAPAMANグループのApaman Property株式会社が民泊管理業を担うことで、オーナーはさまざまな会社を介することなくAPAMANグループに民泊運営を委託することができる。
大阪の特区民泊制度を活用した施設は、今後も訪日観光客の受け入れ先として定着していきそうだ。
【関連ページ】APAMAN関連会社グランドゥース、民泊運営に必要な「消防設備全部つけますキャンペーン」を開始
(Livhubニュース編集部)


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