楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社は4月11日、株式会社グランドゥースと民泊その他の宿泊事業を行う運用代行パートナー契約を締結したことを公表した。
今回の提携により、楽天LIFULL STAYは、固定収益型での民泊運営を希望する不動産オーナーから問い合わせを受けた場合に、運用代行パートナーとなったグランドゥースを紹介先に加えることでさまざまな需要に対応する。グランドゥースは、紹介を受けたオーナーから物件を一括で借り上げ、運営を代行するとともに、固定賃料の支払いを通じて不動産オーナーの安定収益の実現を図る。
グランドゥースは、合法民泊を運営するにあたっての施設整備や内装等のトータルプロデュース、許可申請、運営まで、民泊運営に必要なサービスをワンストップで提供している。一方、楽天LIFULL STAYは、2017年11月に同社の民泊ブランド「Rakuten STAY」を開始して以降、他社との業務提携のもと異なるタイプのサブブランドを展開している。例えば、これまでに、ガレージハウスがコンセプトの「Rakuten STAY MOTEL」や、ホステル「Rakuten STAY HOSTEL」、築50年以上の京町家を改修した「Rakuten STAY KYOMACHIYA」などのブランドを展開している。
グランドゥースは同社が培ってきたこれまでのノウハウを活用した民泊運営代行事業の取り扱いを増やす一方、楽天LIFULL STAYは不動産オーナーに対してサービスとして提供してきた民泊運営を拡大することで、民泊市場拡大に寄与する構えだ。
【コーポレートサイト】楽天LIFULL STAY株式会社
【コーポレートサイト】株式会社グランドゥース
(Livhubニュース編集部)
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