freeeと百戦錬磨、民泊開業をサポートする「民泊開業 freee」3月15日より提供開始

バックオフィス向けクラウドサービスを提供するfreee株式会社(以下、freee)は3月12日、民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する株式会社百戦錬磨と提携し、新たに民泊事業を始める方向けの新サービス「民泊開業 freee」を3月15日(木)より提供開始することを発表した。

民泊開業 freeeは、3月15日に受付開始となる民泊事業の届出手続きから、個人事業主としての開業手続き書類の作成、STAY JAPANへのホスト登録までトータルでサポートするサービスだ。

届出手続きは、行政が提供する「民泊制度運営システム」へのリンクを設置し、ユーザーはリンク先から書類の作成をすることができる。さらに今後、民泊 freee上で書類作成する機能を検討中とのことだ。また、手続き書類の作成については、開業・廃業等届出書、青色申告承認申請書、青色事業専従者給与に関する届出書、給与支払事務所等の開設届出書、源泉所得税に納期の特例の承認に関する申請書の作成に対応する。

本サービスは、6月15日に施行開始を控える民泊新法(住宅宿泊事業法)にもとづく適正な民泊運営の拡大へ向け、新たな事業者のサポートを目的として開発された。

民泊開業 freeeで登録したID・パスワードは、会計ソフト「クラウド会計ソフト freee」でも利用することができ、初めて開業する事業者がつまづきやすい、開業費や助成金の入力、償却の設定などのサポートを受けることができる。

また民泊運営者をふくむ個人事業者のなかには、確定申告に対する知識が不足しているケースが少なくない。2016年にfreeeが行った調査によると、個人事業主の約3割は青色申告承認申請書を提出しておらず、提出していないうちの約3割は「提出するメリットがわからない」と答えている。

民泊開業 freeeの公式ページではサービス詳細のほか、開業に必要な基礎知識や、freeeが提供する事業運営に関するサービスを調べることができる。民泊運営や開業に関する手続きをどうすべきか一連の流れをつかみきれないと感じている方は、こうしたサービスを活用することで手続きに漏れなく民泊運営を行うことができるだろう。

【公式ページ】民泊開業 freee
【関連ページ】STAY JAPAN(ステイジャパン)

(Livhubニュース編集部)

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