東証一部上場不動産開発のディア・ライフ、民泊事業参入に向けてSQUEEZEと提携

不動産開発を手がける東証一部上場企業の株式会社ディア・ライフ(以下:ディア・ライフ)は2月12日、ホームシェアの需要解析・予約管理システムの「Mister Suite(ミスタースイート)」を提供する株式会社SQUEEZE(以下:SQUEEZE)と提携し、インバウンド向け宿泊施設提供事業を推進していくと公表した。

SQUEEZEは民泊運用に特化した予約管理・イールドマネジメントシステムを開発しており、法人向けホームシェア運用サポートサービス「Mister Suite(ミスタースイート)」として既に国内外で200件以上のサポート実績を誇っている。Mister Suiteでは民泊事業者と民泊利用者の仲介はもちろん、退室後の清掃や英語によるサポートなど、民泊運用に必要となるサービスをニーズに応じて選べるプランを設けており、民泊事業の初心者も積極的に取り込んでいる。

今回の提携により、ディア・ライフは、豊富な民泊運用ノウハウを持つSQUEEZEからの支援を受けて、国内の潜在経済効果が10兆円規模と言われる民泊事業に新規参入する。今後は法令に遵守しながら、訪日外国人旅行者向けに「暮らすような宿泊施設」を目標としたマンション開発を進めていくという。

今後、ディア・ライフのように大手不動産企業らによる民泊参入が相次ぐと予想されているが、規制緩和の方向性やスピードによって事業の見通しは大きく変わる可能性もあり、引き続き事業参入と法規制に関する動向からは目が離せない状況だ。

【参照リリース】訪日外国人旅行者に「暮らすような宿泊施設」を提供 宿泊型マンション開発の取組み開始のお知らせ
【企業サイト】SQUEEZE
【企業サイト】ディア・ライフ

(Livhubニュース編集部 平井 真理)