Airbnbなど民泊を運営しているホスト向けポータルサイトを運営する株式会社bnbstation(以下:bnbstation)は、2月26日、民泊運営者に代わって対面での宿泊者の本人確認や鍵の受け渡し、 宿泊者台帳整備を行う店舗を渋谷、京都、福岡に3月3日からオープンすると発表した。
bnbstationの店舗では、民泊ホストに代わり、民泊ゲストに対して本人確認や宿泊者台帳の整備、鍵の受け渡し、荷物預かりや配送受付、観光案内サービスなどを提供する。
現在日本で急激に利用者が増加している民泊では、 インターネット上の宿泊予約だけでゲストとホストが直接会うことなく宿泊するケースが多く、 テロや伝染病など安全面の問題が指摘されていた。bnbstationの店舗は、パスポートによる本人確認や宿泊者台帳の整備などをしっかりと行うことでそれらのリスクを回避し、安全な民泊運営を支援するのが狙いだ。
同サービスは本人確認や宿泊者台帳の整備、鍵の受け渡しや荷物預かりなど、ホストが担う役割をワンストップで代行してくれるサービスとなっており、民泊物件を運用するホストにとってはとてもありがたいサービスだ。
一方で、同サービスはホストだけではなく海外からの民泊ゲストの負担を軽減するサービスにもなっている。民泊はホテルのような受付施設がないため、 チェックイン・チェックアウト前後の荷物の一時保管や観光案内、緊急時の対応などをしてもらえず、ゲストが初めての土地で不便さを感じるケースも多かった。その不便を一掃してくれるサービスを一手に代行することで、 民泊ホスト、ゲストの双方がスムーズな民泊を実現できるようになる。
bnbstationは、店舗でのサービスを通じて日本ならではの民泊のあり方や運営方法を提案し、安全かつスムーズに民泊を日本文化に根付かせることを目的としている。ホテルや旅館のように利用者への利便性を確保することで、民泊で取り沙汰されることが多いトラブルやリスクが少しでも軽減されることを期待したい。
【参照リリース】民泊向けに本人確認及び鍵の受け渡しなど、ホテル同様の受付業務を行なう店舗が全国3カ所にオープン
【参照サイト】bnbstation店舗
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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