プロバイダ、ポータルサイトのBIGLOBEは4月6日、国内・海外の宿・ホテル予約サイト「BIGLOBE旅行」の「ゴールデンウィーク旅行特集2017」において、1泊以上の国内旅行を予定していると回答した全国の20代~60代の男女1,030人に、「民泊に関するアンケート調査」を実施したことを公表した。
調査によると、「民泊」に関して知っていると答える割合は多く、「利用したことがある」が13.0%、「利用したことはないが、知っている」が79.5%と合わせて9割を超える結果となった。
その一方で、民泊を利用したいと思う人の割合は低く、17.4%と2割以下であった。「利用したくない」あるいは「全く利用したくない」と回答した人が47.6%と、利用を希望しない人が上回った。
民泊を利用したくない理由としては、「家主とのやりとりが面倒」が59.0%、「部屋の状態が不安」が57.0%、「セキュリティが心配」が54.1%という順に高く、「プライバシーが無さそう」、「法律的に問題がありそう」と続いた。
この調査結果からは民泊について否定的な印象がつきまとっていることがうかがえる。違法民泊や犯罪が事実として報じられる現状では、このような意見がみられるのも無理はない。こうした否定的な印象を払拭するような対応が各方面でなされるか、引き続き動向が注目される。
【参照リリース】平均休暇日数は4.6日も、理想は10日以上を希望 BIGLOBEが「ゴールデンウィークの過ごし方」調査を実施 ~GW旅行予定者の「民泊」認知は9割超も、利用意向は2割~
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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