合同会社エアホストは12月13日、同社が提供する宿泊管理クラウドサービス「AirHost PMS」が、東急グループのケーブルテレビ事業者であるイッツ・コミュニケーションズ株式会社が提供するスマートホームサービス「インテリジェントホーム」(※)のデバイスである電子錠「スマートロック」の管理システム「Connected Portal」とAPI連携を開始したことを公表した。
AirHost PMSは、各チャネルを一括管理するサイトコントローラー機能と、予約やリスティング管理をするPMS機能の両方を備えた、オールインワン型のクラウドサービスだ。エアホストが提供する「AirHost チェックインソリューション」とあわせて利用することで、住宅宿泊事業法・旅館業法等で求められる宿泊ゲスト名簿の収集や管理、本人確認をシステム上で一括管理できる。
一方、今回AirHost PMSとAPI連携した「Connected Portal」は、Connected Design株式会社が開発し、イッツコムが提供するIoTを活用したスマートホームサービス「インテリジェントホーム」にて利用されている電子錠「スマートロック」に対して、リモート施錠管理や時限式の暗証番号を発行することができるクラウドサービスだ。
両サービスのAPI連携により、これまでゲストからの予約確定後に手動で設定していたPINコード(暗証番号)の発行を、AirHost PMSから、自動で発行・更新することができるようになった。具体的にはインテリジェントホームで利用されているスマートロック「フキ/365Plus」の各キーデバイスの情報をAirHost PMS上で一括管理できるほか、ホテル系の施設では「部屋割り」に合わせてPINコードを発行することもでき、そのPINコードを自動メッセージやチェックイン用のタブレットによりゲストに自動で通知することができるようになった。これにより、施設の運営方法やゲストに合わせて、鍵の管理、受け渡しを自動化することができるようになった。
![AirHost PMS×Connected Portal](https://livhub.jp/wp-content/uploads/2018/12/airhost-connected-portal.png)
AirHost PMSは、Airbnb、Booking.com、Expediaなどの宿泊予約サイトと連携しているほか、チェックインタブレットの「エアサポタッチ」といった民泊運営に役立つサービスとも連動している。集客力・稼働率向上と運営工数削減の双方を実現したい宿泊施設オーナーは、AirHost PMSの利用を検討してみてはいかがだろうか。
※「インテリジェントホーム」はIPカメラ、スマートロック、センサー、家電コントローラーなどのデバイス(機器)一式を、インターネット回線を経由し、専用アプリケーションを利用してお客さまの端末(スマートフォン・タブレット)から遠隔でコントロールできるホーム・コントロールおよびホーム・モニタリング型サービスです。
【関連ページ】【民泊向け運用管理ツール】AirHost PMS
【関連ページ】【民泊チェックイン・本人確認】エアサポタッチ
【参照ページ】インテリジェントホーム
(Livhubニュース編集部)
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