株式会社デバイスエージェンシーは4月3日、同社の民泊セルフチェックインタブレット「エアサポタッチ」がサイトコントローラー・PMS向けのAPI提供を開始したことを公表した。これにより、宿泊者管理クラウドサービスとエアサポタッチにおいてリアルタイムでの同期が可能となる。
民泊ホストは自身のサイトコントローラー・PMSで、宿泊者のチェックインやチェックアウトの状況、自動アップロードされる宿泊者のパスポート、本人確認写真をもとに宿泊者情報を一元管理できる。
エアサポタッチは、特区民泊や新法民泊で必須となる「ゲストの本人確認」「パスポートチェック」「チェックイン・チェックアウト確認」が無人でできる民泊向けIoTタブレットだ。タブレット画面と24時間受付可能なコールセンターは、英語、韓国語、中国語(簡/繁)、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、日本語の8か国に対応しており、幅広い国のゲストの受け入れが可能となる。
「Wi-Fiコース」は月額3,980円で利用できるほか、契約時にモバイルルーター、リネンサービス、運営代行サービス、清掃サービスといった他サービスを申し込むと契約ごとに1,000円割引となる。また、4つすべてのサービスを契約するとWi-Fiコースは月額費が無料となる特典付きだ。
同社は、現在AIによる顔認識機能により、パスポート写真と本人確認写真が同一人物であるかを自動判別できる機能を開発中だ。スマートロックの提供会社向けにAPI提供も予定しており、最終的には「エアサポタッチ、サイトコントローラー・PMS 、スマートロック」での民泊管理の実現を目指すとしている。
エアサポタッチは2017年11月に、民泊特区申請上のセルフチェックインシステムとして大阪市保健所の承認を取得している。セルフチェックイン機能のほか、騒音を感知し警告する機能も搭載しており、無人体制でも近隣住民とのトラブル防止に役立てることができる。人件費をはじめとするコストや、宿泊者情報の管理などの手間を最小限に抑えたい民泊ホストは、エアサポタッチの導入を検討してみてはいかがだろうか。
【公式ページ】エアサポタッチ│民泊の不安はコレで解決!air-support-touch
【関連ページ】民泊セルフチェックインタブレット「エアサポタッチ」民泊特区申請に活用可能に
(Livhubニュース編集部)


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