3000部屋以上の利用実績がある民泊クラウド管理サービス「Air Profits(エアプロ民泊)」を運営し、Booking.com、Expedia、Agodaとの公式APIパートナー契約を締結しているサムライ・インターナショナル株式会社(以下、サムライ・インターナショナル)は、ホテル予約サイト・民泊予約サイトのオーバーブッキングを防止するサイトコントローラーシステム「Air Profits Hotel」(以下、エアプロホテル)を開始した。
エアプロホテルは、Booking.com、Expedia、Agodaなどの宿泊施設予約サイトのほか、世界民泊最大手のAirbnbに対応する、ホテル、簡易宿所を運用するオーナー、運用代行業者向けのサイトコントローラーだ。パソコン、タブレットなどのインターネットブラウザを通じて利用できるSaaS型のクラウドサービスとなっている。

エアプロホテル概要
同サービスを利用することで、複数チャネルへ宿泊施設を掲載した際、即時から3分以内の予約情報を同期しオーバーブッキングを防ぐことができる。また、価格・在庫の操作や宿泊者の部屋割りもウェブサイト上でドラッグ&ドロップで行うことができる。複数アカウントの追加も可能だ。

エアプロホテル サイトコントローラー イメージ

エアプロホテル ダッシュボード イメージ
そのほかの機能として、Airbnbのメッセージ、新規予約時のウェルカムメールの自動送信や、ユーザーへの予約通知ができる「メッセージ」機能、Googleカレンダーなどにチェックイン・チェックアウト情報をインポートできる「iCal出力」機能、宿泊客の情報やパスポート写真のアップロードして宿泊台帳として使用できるだけでなくそれを顧客管理としても使用できる「宿泊台帳」機能を備えている。

エアプロホテル 部屋割り表 イメージ
利用料金は1在庫あたり税抜月額980円、年額9,800円で、30日間は無料で試用できる。
エアプロホテルは、訪日観光客増加に伴いAirbnb等の民泊チャネルの利用が急激に伸びる中、ホテル・簡易宿所の運用者からホテル予約チャネルに加え、民泊予約チャネルでも集客したいというニーズがあったこと、また、どの部屋に宿泊者を案内するかを決める部屋割りについてエクセルや紙で管理することが多く管理が煩雑だという声があったことから生まれた。
宿泊施設の稼働率向上や、煩雑な管理業務の解消による収益向上に貢献するツールが新たに登場した。宿泊施設を運営されている方、また運用代行業者の方は導入を検討してみてはいかがだろうか。
【サービスサイト】Air Profits Hotel
(Livhubニュース編集部)


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