手間いらず株式会社(以下、手間いらず)は3月23日、同社が提供する「TEMAIRAZUシリーズと、株式会社タップ(以下、タップ)が提供する宿泊管理システム「accommod」とのシステム連携を開始したことを公表した。
今回のシステム連携により、accommodを利用している宿泊施設は、TEMAIRAZUシリーズと並行して利用することで、在庫の一元管理が可能となり業務の効率化を図ることができる。
「accommod」は、小規模宿泊施設に特化したホテルシステムだ。ホテルはもちろん、旅館、民宿、ペンション、ゲストハウスなどで利用でき、宿泊プランの販売からチェックアウトまでの手作業を減らし業務の効率化を図ることができる。accommodはそれぞれの宿泊施設の特徴を活かし、施設の魅力や地域の文化を最大限に発信することを目的として開発された。
一方「TEMAIRAZU」シリーズは、国内宿泊施設向けに複数の宿泊予約サイトの一元管理を行う基本機能と、予約情報の高速取得やイールドマネジメント機能等を備えたASPシステムだ。宿泊施設はTEMAIRAZUシリーズを利用することで、一括で在庫と料金のコントロールができ、収益を上げ、コスト削減することで利益の最大化を実現することができる。楽天トラベル、じゃらん.net、一休.com等の国内宿泊予約サイトや、Booking.com、agoda、Expedia等の海外宿泊予約サイトに対応している。
手間いらずは同日、USEN-NEXTグループの株式会社アルメックスが提供する宿泊管理システム「innto」とのシステム連携についても公表しており、これまでも他社サービスと連携してきたTEMAIRAZUシリーズの連携は今後も進んでいきそうだ。
【関連ページ】宿泊管理システムinnto、TEMAIRAZUと連携へ。宿泊管理と空室在庫の一元管理可能に
(MINAPAKU.Bizニュース編集部)


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