初心者は必ず押さえておきたいAirbnbハウスルールの作り方

民泊ホスト初心者の方がゲストとのトラブルを未然に防ぐためにしっかりと用意しておきたいのが、その物件の利用ルールについて定めたハウスルールです。ここでは、そのハウスルールを作る際にぜひ明記しておきたいポイントをご紹介します。

チェックアウト

チェックアウトの時間を過ぎた場合、追加料金が発生するのか。それとも必ずチェックアウト時間を遵守するよう厳格に定めるのか、チェックアウトに関するルールはしっかりと決めておく必要があります。チェックアウト後に部屋の清掃を行うことを考えると、チェックアウト時間については厳格に運用することをおすすめします。

喫煙について

部屋での喫煙を禁止にする場合、喫煙が発覚した場合は費用を請求するなど、罰則を明記することをおすすめします。ハウスルールに禁煙と明記していても、清掃時に喫煙した形跡が見られたり、バルコニーに吸い殻が見つかったりするケースもあるのですが、喫煙は火事の原因にもなりますので、こちらも厳格な運用がよいでしょう。

土足禁止

海外からの観光客の中には部屋に入る際に靴を脱ぐ習慣がない人もいますので、土足禁止であることもしっかりと明記する必要があります。

ゴミの捨て方

ゴミの処理についても近隣住民とのトラブルにつながりやすいポイントですので細心の注意が必要です。一番おすすめの方法は、ベランダにポリバケツを用意しておき、その中にゴミ袋を捨ててもらうように伝える方法です。共用のゴミ捨て場は、分別のルールやゴミ出しの曜日ルールなどが複雑でゲストには分からないことが多いので、基本的には使わないことをおすすめします。

静かにしてほしい時間帯

こちらも近隣住民とのトラブルを避ける上では絶対に入れておきたい項目です。「22時以降は大きな声での会話は禁止」などです。マンションでは声が思った以上に響いていますので、よほど防音設備が整ったマンションでもない限り、複数人で会話をしていると隣の部屋に住む住人はすぐに分かります。民泊をめぐっては騒音トラブルが非常に多いので、こちらもホストとして細心の注意を払うことが必要です。

ハウスルールは目につく場所に、分かりやすく!

ハウスルールについてはAirbnbなどのバケーションレンタルサイトの物件情報の中にも掲載しますし、予約が入った際にもアナウンスし、物件にもハウスルールブックを置くというのが一般的ですが、こうしたやり方だと、基本的にゲストにはほとんど見てもらえないと考えたほうが無難です。

たとえば自分がホテルに宿泊する際、ホテルに置いてある利用規約の冊子などをしっかりと読み込む方がどれだけいるでしょうか?ゲストは基本的にハウスルールブック等を見てくれないものと考えて、その上でいかにルールを守ってもらうかを考える必要があるのです。

おすすめの方法は、ゲストの部屋内における移動導線を考えて、部屋の様々なところに注意書きとして貼っておくという方法です。たとえば換気扇があるキッチン部分やバルコニーに出る窓には「喫煙禁止」、部屋に入ったときに最初に目に入る扉には「土足禁止」と書いておくなどです。また、ゴミ袋を置いてある棚のうえに「ゴミはベランダに」と書くなど、必ずゲストの目につく場所に、適切な注意書きを書いておくことで、ルールの遵守率は圧倒的に変わります。

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Livhub 編集部

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