ワーケーションにおすすめのポケットWi-Fi5選!選び方のポイントもあわせて紹介

ワーケーション-WiFI

ポケットWi-Fi(またはモバイルルーター、モバイルWi-Fi)とは、持ち運び型の通信ルーターのことをいいます。ワーケーション先の施設にはWi-Fi環境があるのが一般的ですが、ポケットWi-Fiがあればワークスペース以外でもインターネットが使えたり、通信速度が不足しているときに利用したりできるため、ワーケーション中のさまざまな場面で役立ちます。しかし、ポケットWi-Fiは数多くのサービスや機種があり、どれを選べばよいかわからないという方もいるかもしれません。今回は、ワーケーションに持っていくのにおすすめのポケットWi-Fi5選と、選び方について紹介します。

ワーケーションのお助けアイテム「ポケットWi-Fi」

ワーケーションに行くとき、用意しておくと便利なアイテムの1つが「ポケットWi-Fi」です。小型の端末なので、荷物が多くなりがちな長期滞在型のワーケーションでも持ち運びがしやすく、事前に準備をしておこうと考える方も多いのではないでしょうか。

ワーケーションの際にポケットWi-Fを持っていくのには、以下のようなメリットがあります。

  • ホテルや宿泊施設以外の場所でも、急な仕事やWEB会議に対応できる
  • 車や電車内など、行き帰りの移動中にも仕事ができる
  • 急な対応時でも、セキュリティ面で不安なフリーWi-Fiに接続する必要がない
  • 川や森林など、施設のWi-Fi環境がない場所でも仕事ができる

このように、ポケットWi-Fiがあれば電波が届くエリア内であれば、どこでもインターネットネットに接続できるため、好きなところで、好きな時間に、自由にワーケーションをしたいという方には役立つアイテムとなります。上手に活用することで、ワーケーション環境をより充実させ、効率よく仕事にも取り組めるでしょう。

ポケットWi-Fiを選ぶときのポイント

テレワークの普及にともなって、現在では数多くのポケットWi-Fiが販売・サービス提供されています。実際にポケットWi-Fiを選ぶとき、どのようなことを目安にすればよいのでしょうか。

通信速度の速さ

ポケットWi-Fiを選ぶ際は、通信速度の速さも一つの目安になります。メールやチャット、オンラインミーティングなどの通信ストレスを減らすためには、一定以上の通信速度が必要です。目安として、10Mbps~30Mbpsあればさまざまな通信がスムーズにできると言われています。

ただし、通信速度は使用するエリアや建物の状況、基地局との距離により速度が不安定になるケースもあります。そのため、ワーケーションで使用するポケットWi-Fiを選ぶ際に情報として表記されている数字は、常にそのパフォーマンスを保てるというものではなく、「障害物等の少ない環境のよいところでの最大値」と考えておくとよいでしょう。

セキュリティ対策の有無

ワーケーション先のWi-Fiが、暗号化セキュリティ対策ができていなかったり、不特定多数の人が利用するフリーWi-Fiだったりした場合、そのWi-Fiからインターネットに接続してしまうと、情報の覗き見や悪用される可能性も考えられます。業務上の情報漏えいを避けるためにも、高度な暗号化セキュリティをクリアした規格のポケットWi-Fiを選ぶことが重要です。

現在発売されているポケットWi-Fiの多くは、暗号化方式の中でも高度なセキュリティと言われている「WPA(TKIP)」や「WPA2(AES)」を備えていることが多いですが、発売時期が古いものなどには注意が必要です。

データ容量の大きさ

ポケットWi-Fi は、契約するプランによってデータ容量が異なります。データ容量とは一定期間内で通信できる量のことです。一般的に、契約容量を超過すると速度制限が掛かります。そうすると通信速度が遅くなり、「なかなかファイルが開けない」など、思うように作業が進まず、ストレスを感じることもあるでしょう。

ワーケーション中にポケットWi-Fiを使って頻繁に通信するのであれば、「ギガ放題」といった制限の少ないプランや、50GB、100GBといった大容量のプランを選ぶのがよいでしょう。

使用可能エリアの広さ

各エリアごとに最適なポケットWi-Fiは異なりますが、ワーケーションで使用する場合は、できる限り使用可能エリアが広範囲な種類を選ぶのがおすすめです。特にエリアを変えて今後もワーケーションをしようと思っている場合は、使える範囲がなるべく広い方が行き先を問わずいつでも使うことができます。

滞在先が田舎や山間部、離島などの場合は、各ポケットWi-Fiの運営会社が提供している「対応エリア」を事前に確認しておくとよいでしょう。

ワーケーションにおすすめのポケットWi-Fi5選

ポケットWi-Fiには、運営会社によってさまざまなサービスがあります。ここでは、ワーケーションにおすすめのポケットWi-Fiサービスを5つ紹介します。

Broad WiMAX

「Broad WiMAX」は、充実したサービスと安価な料金が特徴のWiMAXプロバイダーです。使用可能エリアも広いので、ワーケーションだけに限らず、さまざまなシーンで活用しやすいでしょう。「ギガ放題/ギガ放題プラス」プランでは、実質無制限でデータ通信ができます。ただし、ギガ放題は3日で10GBまで、ギガ放題プラスは3日で15GBまでと、期間による容量制限があります。

運営会社 株式会社リンクライフ
利用料金 月額2,999円~
契約期間 36カ月間
通信速度 下り最大1.2Gbps
URL Broad WiMAX

カシモWiMAX

「カシモWiMAX」は、初月のみ月額1,518円(税込)から利用できる、料金の安さが魅力のWiMAXプロバイダーです。料金がデータ容量無制限(期間によるデータ制限あり)の「ギガ放題プラン」と、月間7GBまでの「ライトプラン」の2つがあり、使用するスタイルや期間に合わせてプランを選ぶことができます。また「5Gプラン」では、下り最大2.7Gbpsと超高速通信ができるのもおすすめのポイントです。

運営会社 株式会社MEモバイル
利用料金 月額1,518円~
契約期間 36カ月間
通信速度 下り最大2.7Gbps
URL カシモWiMAX

BIGLOBE WiMAX 2+

WiMAXプロバイダーの中で、唯一最短1年から契約できるのが「BIGLOBE WiMAX 2+」です。一般的なポケットWi-Fiは、3年契約となっているものが多いので、短期間から契約できるのは嬉しいポイント。ずっと使うかわからない方や、他社の違約金の高さが気になる方におすすめです。多くのWiMAXはクレジットカードがないと契約できませんが、BIGLOBE WiMAXは口座振替ができるため、クレジットカードを持っていなくても手続きが可能です。

運営会社 ビッグローブ株式会社
利用料金 月額4,378円~
契約期間 12カ月間~
通信速度 下り最大1.2Gbps
URL BIGLOBE WiMAX 2+

GMOとくとくBB

「GMOとくとくBB WiMAX」は、契約から20日以内であれば無料キャンセルが可能なのが特徴のプロバイダーです。実用的かどうかが見極めやすく、「初めてのポケットWi-Fiで、通信速度や使用可能エリアが気になる」という方にもおすすめ。また、1カ月単位でのレンタルプランもあるため、短期間だけ使いたいという人にも使いやすいポケットWi-Fiです。

運営会社 GMOインターネット株式会社
利用料金 月額2,849円~
契約期間 36カ月間
通信速度 下り最大1.2Gbps
URL GMOとくとくBB

WiFiレンタルどっとこむ

1日単位からレンタルできるポケットWi-Fiが「WiFiレンタルどっとこむ」です。そのため、普段は使わないけど、短期間のワーケーションのためにポケットWi-Fiを用意しようと思っている方でも気軽に用意できます。機種も豊富に揃っており、1日あたり440円でレンタルできるものもあります。ポケットWi-Fiを自宅や出張先へ配送してもらい、使用後はポストに返却することもできるので、気軽に利用できるでしょう。

運営会社 株式会社ビジョン
利用料金 1日あたり367円~
契約期間 1日間~
通信速度 下り最大1.2Gbps
URL WiFiレンタルどっとこむ

ポケットWi-Fiを活用して、充実したワーケーションにしよう

ワーケーションスポットには、Wi-Fi環境が整備されていることが多いですが、旅先ではいつどのようなことが起こるかわかりません。ワーケーション先にもポケットWi-Fiを持参することで、どこでも自由に、安全なセキュリティ対策のもとで仕事ができます。使用可能エリア・料金・通信速度など、自分の使いやすさに合ったものを選ぶとよいでしょう。

ポケットWi-Fiを上手に活用して、ワーケーションをより充実したものにできるとよいですね。

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Livhub 編集部

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