ここでは、2017年4月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、北海道の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
北海道では、札幌雪まつりも終わり、ウィンターシーズンも終わりを迎える3月となると毎年2月と比較して宿泊施設の稼働率はぐっと下がり、閑散期に入る傾向がありますが、民泊市場はどのような動向だったのでしょうか。それではさっそく北海道の最新の民泊状況について見ていきましょう。
北海道のAirbnb掲載件数
2017年4月1日時点での北海道の掲載件数は、前月比100.9%増となる1,749件でした。地区別で見ると、札幌市全体では991件、札幌市中央区が478件、倶知安町が233件となっています。
掲載件数が100件以上の地域で前月比が一番高かったのは108.4%増となる倶知安町で233件、次いで札幌市が3.5%減となる991件、札幌市中央区が4.3%減となる478件となっています。
北海道のAirbnbホスト数
2017年4月1日時点での北海道内のAirbnbホスト数は前月比1.4%減となる720名でした。札幌市全体では442名、札幌市中央区で257名、倶知安町が68名となっています。
北海道のAirbnb稼働率
2017年3月の北海道のAirbnb稼働率は前月比30.1%減となる36.7%でした。地区別に見てみると、札幌市全体では35.9%、札幌市中央区では42.6%、倶知安町では48.1%となっています。
北海道の想定宿泊単価
2017年3月の北海道のAirbnbの想定宿泊単価は前月比5385円減となる18,756円でした。地区別に見ると、札幌市全体では11,959円、札幌市中央区の12,808円、倶知安町の45,781円となっています。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?さらに詳細なデータについては、下記より最新版の北海道の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
【転載元】BnB Insight「【最新版!2017年4月1日時点】北海道の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価」
【参照サイト】BnB Insight
(Livhub 編集部)


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