ここでは、2017年3月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、福岡県の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
福岡では2月に「一般社団法人 九州民泊協会」が立ち上がるなど、民泊市場の拡大に向けた地場の動きも徐々に活発になってきており、民泊の稼働率なども全国と比較して高いことからますます注目度は高まっていますが、2月の民泊市場はどのように推移したのでしょうか?それではさっそく福岡県の最新の民泊状況について見ていきましょう。
福岡県のAirbnb掲載件数
2017年3月1日時点での福岡県内の掲載件数は、前月比100.2%増となる1,731件でした。地区別に見ると、最も多いのが福岡市で1,623件、次いで福岡市博多区が820件、福岡市中央区が559件となっています。掲載件数が100件以上の地域で前月比が一番高かったのは103%増となる福岡市中央区で559件となっています。
福岡県のAirbnbホスト数
2017年3月1日時点での福岡県内のAirbnbホスト数は前月比101%増となる723名でした。地区別に見ると、最も多いのが福岡市博多区で367名、次いで福岡市中央区が277名となっています。
福岡県のAirbnb稼働率
2017年2月の福岡県のAirbnb稼働率は前月比9.8%増となる74.9%でした。一月と比較して福岡の稼働率は大幅に回復しています。地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは福岡市博多区で79.4%、次いで福岡市中央区の76.8%と続きます。
福岡県の想定宿泊単価
2017年2月の福岡県のAirbnbの想定宿泊単価は前月比196円増となる10,891円でした。地区別に見ると、最も想定宿泊単価が高かったのは福岡市博多区で12,468円となています。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?国内の中で最も成長ポテンシャルの高い福岡では、今後も大手企業らによる民泊マンションの開発などが進むと想定されるため、行政の対応も含めて今後の動きには注目です。
さらに詳細なデータについては、下記より最新版の福岡県の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
(BnB Insight 編集部)
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