ここでは、2016年12月1日時点のBnB Insight最新データに基づいて、沖縄県の民泊・Airbnbの掲載件数や稼働状況などを簡単に分析、ご紹介していきます。
沖縄では例年ピークシーズンの9月を境に10月から1月にかけては徐々にホテルや旅館など宿泊施設の稼働率が低下していく傾向にありますが、11月の民泊の状況はどうだったのでしょうか?それではさっそく沖縄県の最新の民泊状況について見ていきましょう。
沖縄県のAirbnb掲載件数
2016年12月1日時点での沖縄県内の掲載件数は、前月比109.8%増となる1,577件でした。地区別に見ると、最も多いのが那覇市で490件、次いで北谷町が127件となっています。
掲載件数が100件以上の地域で前月比が一番高かったのは121.6%増となる那覇市で490件、次いで北谷町が106.8%増となる127件となっています。
沖縄県のAirbnbホスト数
2016年12月1日時点での沖縄県内のAirbnbホスト数は前月比104.6%増となる766名でした。地区別に見ると、最も多いのが那覇市で193名、次いで北谷町で94名となっています。
沖縄県のAirbnb稼働率
2016年11月の沖縄県のAirbnb稼働率は前月比マイナス-10.1%減となる38.5%でした。夏がピークシーズンとなる沖縄では10月以降、1月にかけて宿泊施設の稼働率は例年右肩下がりとなりますので、民泊物件数の増加も考慮すればこの稼働率ダウンは仕方ないかもしれません。地区別に見てみると、最も稼働率が高かったのは那覇市で46.5%、次いで北谷町の37.8%と続きます。
沖縄県の想定宿泊単価
2016年11月の沖縄県のAirbnbの想定宿泊単価は前月比11円増となる15,563円でした。地区別に見ると、最も想定宿泊単価が高かったのは北谷町で16,225円、次いで那覇市の12,125円と続きます。
※想定宿泊単価の定義:BnB Insightでは、ホストが設定した宿泊料金に加え、追加人数設定および追加料金、そして清掃料金を加味したうえで想定宿泊単価を設定しています。そのため、全体的にAirbnbリスティングページの右上に記載されている宿泊料金よりも高くなる傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?沖縄では引き続き1月までは厳しい時期が続きますが、逆に2月からは稼働率が上昇し始め、9月までのハイシーズンは高い稼働率が期待できます。沖縄では民泊物件の数も増加し続けていますので、来年のピークシーズンに向けて沖縄での民泊運用をお考えの方は、ぜひ早めの準備をすることをおすすめします。
さらに詳細なデータについては、下記より最新版の沖縄県の地域別レポートをお求めください。Airbnb想定売上上位リスティングのURL一覧なども掲載しており、より具体的かつ詳細な分析ができるようになっています。
【転載元】BnB Insight「【最新版!2016年12月1日時点】沖縄県の民泊・Airbnb件数・稼働率・宿泊単価」
【参照サイト】BnB Insight
(Livhub 編集部)


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