「民泊レンタルWi-Fi」離れていても通信使用料が把握可能となる新機能「Wi-Fi Manager」4月1日開始

民泊関連事業を運営する株式会社Lucci(以下:Lucci)は3月27日、2015年12月より民泊事業者向けに展開している「民泊レンタルWi-Fi」の契約者に対し、新サービス「Wi-Fi Manager」の提供を2017年4月1日より開始することを公表した

Lucciでは、日本で初めてポータブルWi-Fiの通信制限、及び解約違約金の撤廃を実現した「民泊レンタルWi-Fi」のサービス運営を2015年12月より行っている。前泊のゲストが大量の通信を行った場合でも、次のゲストの通信制限を防ぐことができ、民泊ホストのクレーム防止にもつながるサービスとなっている。回線はSoftbankであり、Softbank 4GとSoftbank LTEが利用可能だ。

4月より開始される新サービス「Wi-Fi Manager」は、「民泊レンタルWi-Fi」契約者向けに現在のデータ通信量を遠隔地にて把握することができるシステムである。「民泊レンタルWi-Fi」は、月間のデータ通信量を実質無制限として運営しているが、それでもキャリア判断によりヘビーユーザーとして認定された場合には通信制限が発生する場合がある。このようなケースを事前に把握することによりトラブルを回避できるサービスだ。

使用方法は、「民泊レンタルWi-Fi」の契約者が「Wi-Fi Manager」にアクセスし、使用中の機器の端末番号を入力すると、入力時点から2日前の時点のデータ通信量を表示することができる。時系列・グラフで通信料が確認できるため、通信量が一目でわかるようになっている。これにより、使い過ぎのゲストには注意を促し、また「Wi-Fi Manager」が有料で行っている代替機サービスを利用するなど、先回りして問題の原因を解決することができる。

料金は、Wi-Fiのレンタルが月額4,500円(税抜)。契約後、最短当日に発送される。契約期間の縛りやWi-Fi契約事務手数料4,500円(税抜)と月額費用以外に必要な費用はなく、料金内に保証パックが含まれているため、故障や紛失にも対応する。また、撤退リスクを考慮し、解約違約金を撤廃している。1か月単位の契約が可能で、途中解約による違約金が発生しないようになっており、ユーザーが導入する際に気になる細かい点についても配慮もなされている。今回、Wi-Fi Managerが導入されることにより、より民泊ホストの導入メリットが高まった。

【参照リリース】民泊レンタルWi-Fiに新機能 離れていても使用通信量が分かるサービス「Wi-Fi Manager」提供開始
【サービスサイト】業界最安値!民泊専用Wi-Fiレンタルサービス

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。