民泊・ホテル・旅館に特化したクラウドソーシングサービス「mister suite」(以下:ミスタースイート)を展開する株式会社SQUEEZEは12月13日、ミスタースイートによる運用物件サポートエリアを拡大したことを公表した。
ミスタースイートは、民泊・ホテル・旅館に特化し、運用業務をタスクごとに専業の登録ユーザーとマッチングし効率化を図るクラウドソーシングサービスである。プラットフォームの複数アカウントからの予約を一元管理する「チャネルマネジメント」、国内のプラットフォームを解析した需給予測に基づく収益管理「イールドマネジメント」、クラウドワーカーを24時間体制で自動マッチングする「プロパティマネジメント」等のサービスを提供しており、12月現在、サポート物件は全国450件以上、23,000件以上の予約、43,000ゲストの対応実績がある。
同サービスは東京都・大阪府・京都府・北海道の物件に対する運用サポートが主であったが、新たに広島県・愛媛県・福岡県・沖縄県におけるサポートを開始する。
現在、訪日外国人観光客の宿泊需要は地方を中心に高まっている。観光庁が公表した「地域における観光の動向」によると、宿泊者数の伸び率は全体では北陸信越、九州、中部、近畿、関東の順で伸び率が高いが、外国人延べ宿泊者数でみると中部、九州 、中国、沖縄、四国の順に高い。政府は2020年の東京オリンピックに向け、外国人観光客を積極的に取り込む姿勢を見せているが、今年はさらに「地方創生」を視野に入れた取り組みを行ってきたこともこの伸びの要因の一つと言えるだろう。
ミスタースイートは、今後も日本全国サポートエリアを拡大していくことで、安全で安心な民泊を広め、地方創生につなげていきたいとしている。
【参照リリース】mister suite(ミスタースイート)がサポートエリアを拡大!
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【参照ページ】平成28年版観光白書について
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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