株式会社スペースエージェント(以下:スペースエージェント)は12月5日、今年5月にリリースした民泊物件専門の不動産ポータルサイト「民泊物件.com」で投資用売買物件の取扱いを開始したことを公表した。また、その記念として、民泊物件.com限定で特区民泊の認定取得が可能な新築投資用分譲マンションの掲載も開始した。
「民泊物件.com」は、家主から転貸・民泊運営の応諾を得ている物件を掲載する民泊物件専門の不動産ポータルサイトである。物件情報とともに、その物件で民泊運営した場合の想定収入を確認可能だ。想定収入は大手民泊サイトの宿泊データを元に、物件の所在地・面積・間取り等の情報から民泊物件.comが独自のアルゴリズムで算出した想定数値である。
これまでの賃貸物件に加え、投資用売買物件の取扱いを開始し、物件詳細画面では賃貸時の表面利回りや民泊運用時の表面利回りも表示する。例えば、東京都新宿区の新築デザイナーズマンションならば、価格は21,000万円で、想定民泊収入は月に820,346円、一般表面利回りは13.92%、民泊表面利回りは13.92%と算出している。
投資用売買物件の取扱い開始を記念した「新築高級マンション」においては、特区民泊に対応した物件を掲載している。該当物件は高レビュー取得につながる共有設備が設置されているという。掲載されているマンション「シーフォルム」は、京急本線「京急蒲田」駅と、京急空港線「糀谷」駅が最寄り駅で、「品川」駅と「羽田空港」駅に直結しており、交通の利便性が高い。また、徒歩圏内にスーパー、公園、商店街、総合体育館があり、観光旅行者のみならずビジネス旅行者にも居心地の良い滞在を提供可能となっている。
民泊運営における物件選びは、ダイレクトに利回りに影響することは言うまでもない。納得いく物件をぜひとも選びたいところである。選択肢に売買物件が加わることで、より理想の民泊運営が実現しそうだ。
【参照リリース】民泊物件専門の不動産ポータルサイト民泊物件.com が 「投資用売買物件」の取扱いを開始!
【参照ページ】SYFORME(シーフォルム) KEIKYU-KAMATAKE
【サービスページ】民泊物件.com
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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