オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショア開発事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(以下:エボラブルアジア)は11月14日、総合旅行サービスプラットフォーム「AirTrip(通称:エアトリ)」の構築を開始し、第一弾として国内航空券予約サービスの提供を開始することを公表した。また、民泊C to Cサービスも近日公開する予定だ。
「AirTrip」は、「最もおトク」で「最も便利」なサービスをコンセプトにした総合旅行サービスプラットフォームを表す。「最もおトク」という点に関しては、航空券購入代金の2%をポイントとして還元し、そのポイントをギフト券や電子マネー等の120サービス以上で利用可能とした。また、「最も便利」という点に関しては、従来のWEB・電話・メールのほか、LINEやFacebook MessengerにてAIによるチャット対応を可能とした。ユーザーインターフェースにもこだわり、料金の比較や都合の良い便を簡単に探せる直感的な操作性を追求し、ユーザーの利便性の向上を図ったという。
「AirTrip」の第一弾は国内航空券予約サービスである。エボラブルアジアは国内航空券を中心にオンライン旅行事業を展開しており、2016年9月期の連結累計取扱高は277億円となった。国内航空券の取扱高においてはオンライン旅行業界において最大手である。また、今月からANAと認可代理店契約を締結している。集客力のある既存サービスからの誘導に加え、業界最大級のユーザー還元を行うことで、ブランド認知の強化、リピーター増加を目指す。
ポイント還元を最大級に行える仕組みに関しては、既存の総合旅行プラットフォームが国内宿泊を収益のメインとしているのに対し、AirTripでは収益のほとんどが国内航空券であることから、国内宿泊予約で利益を確保する必要がなく、その分ポイントとして還元できるとしている。
今後公開予定の民泊C to Cサービスでは、国内・海外宿泊、国内・海外パッケージ、海外航空券、新幹線など総合旅行サービスプラットフォームとして拡大し、全てのサービスにおいて、ユーザーに業界最大級のポイント還元を行っていく見通しだ。
【参照ページ】総合旅行サービスプラットフォームAirTrip(通称エアトリ)のサービス開始
【サービスページ】AirTrip
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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